幼い娘ミアと暮らすレイチェル。浮気が原因で別居中の夫ダニエルは法務官を務めているが、生活費の捻出が苦しくなったと連絡があり、レイチェルは法廷画家の仕事に復帰せざるを得なくなる。そこで友人に紹介された保育園にミアを預けることにするが、同園のライト先生はレイチェルを知っている様子で、「ギャビーと呼んで」と、親しげに接してくる。約3年前、ギャビーは車同士の衝突事故により幼い娘のクリスタルを亡くし、運転していた夫のトロイも下半身不随になっていた。衝突相手の車を運転していたのはダニエルで、当時妊娠中のレイチェルも同乗。ギャビーは亡き娘に似たミアが自身の前に現れたことを神の啓示と捉え、ミアを奪おうと画策し始めていた。
NYで担当編集者だった恋人を殺人事件で亡くした作家の卵カラは、LAに移住。気さくな女性チャーリーの家に間借りし、大学院で文芸創作プログラムの講義を受けていた。カラはチャーリーが共同経営するカフェでバイトも始め、弁護士を目指す同僚のジェイソンとお互いに好印象を持つ。そんなある日、カラはカフェに置き忘れてあったタブレットをきっかけに、その持ち主の小説家ポールと知り合う。テレビ電話で夜通し語り合い、夕食も共にして意気投合したカラとポールはやがて恋に落ちる。二人は新作犯罪小説のアイデアを話し合うようにもなるが、カラの周囲で二人の考えた筋書き通りのような殺人事件が続出する。