若者たちが多く集うヤングスタウンでは、未解決の殺人事件が多発中。しかしそんな場所でも好きだと答えるジョアナは、ファッションのドキュメンタリー撮影でクルーに密着されていた。その後、彼女が向かった先は、アフガニスタンで戦死したボビーの通夜。そこには多くの学生たちが集まっていた。彼を偲びながら他愛もない話で盛り上がるジョアナたち。しばらくすると、おぼつかない足取りで近寄ってきた1人の少女が、近くにいた女性に噛みついたことで、周囲はパニックに陥ってしまう。
プロデューザーのベンジャミン・フリードマンが裁判にかけられている。それは、彼が制作したリアリティ番組「サバイブ 一本勝負」が原因だった。この番組は、太陽が照りつけるモハーヴェ砂漠の僻地まで、目隠しで連れて来られた6人の挑戦者が、与えられた4つの指示をもとにゴールを目指すというもので、優勝者には最大で10万ドルが贈られるという企画。まもなくしてパイロット版の撮影が始まる。だが、その初日からスタッフが仕掛けたのか偶然なのかも定かでない数々のトラブルに見舞われ、遂には唯一の同行スタッフでカメラマンの男性が謎の死を遂げてしまう。それでも彼らは極度の不安とストレスを抱えたままレースを続行。それは地獄のサバイバルを意味していた…。