人気ドラマの主演に抜擢され、一躍スター女優となったアリーシャは、優しい夫ジェフと可愛い娘ジェシーと3人で、幸せな日々を送っていた。そんな彼女が映るテレビ番組を苦々しく見つめるケイラ。彼女はアリーシャとドラマの最終審査オーディションで競っていた人物だった。ジェシー5歳の誕生を祝うパーティー当日、ケイラの企みによって薬を盛られ眠ってしまったアリーシャ。その隙にジェシーを誘拐されてしまう。10年後、すべてを失ったアリーシャは、ジェシー誘拐事件を掘り起こしたマスコミに追いかけ回されていた。そんなアリーシャの姿が映し出された映像を、ある一室のテレビの前で見ている少女の姿があった…。
父親に母が殺害されたことで、別々に里子に出された幼いカーリーとニッキー。以降、2人は疎遠になり、お互いの存在を明かさず暮らしていた。20年後、写真家となったカーリーをライルという人物が訪ねてくる。ライルは妹ニッキーが亡くなり、養女ゾーイが相続した財産の法定後見人にカーリーが指名されていることを告げる。驚きながらも、カーリーは妹の遺志を継ぐことを決意しゾーイが住む家へ。そこにはニッキーが養母から相続した莫大な財産やゾーイの養育権を相続できず、納得がいかないニッキーの元夫コーリーが待ち構え、悪態をつき去っていった。一方、カーリーとゾーイはすぐ打ち解け暮らし始めるが、2人が寝静まった夜、ゾーイの部屋を窺う人影が現れる。