海洋研究所に勤めるアイラは、日々サンゴを守るための研究と活動を行う博士。ある日、海洋調査中のアイラのボートに見知らぬ男性が乗り込んでくる。すぐさま世界的に有名なプロサーファーのリアムだと気づいたアイラだったが、彼は名乗ることもなく、ボートの間違いに気づくと、とぼけて泳ぎ去ってしまう。その後、“サンゴ礁保全計画”のため助成金を申請したアイラ。公聴会でプレゼンするためには計画に賛同する100人の市民票が必要で、票集めのために奮闘するも、賛同者が増えずに焦っていた。そんな中、アイラの海洋調査のダイバーガイドとしてリアムがやってくる。そこで彼の知名度を使って賛同者を増やそうと考えるのだが…。
エンタメ&教育番組がメインの放送局TNWで情報番組の司会を務めるメイジーは、昇進を目指し上司のミシェルに新番組の企画を提案する。しかしミシェルから逆提案されたのは、手頃な価格で即日配達を行う生花店“ブルーム”を取材し、新番組候補の試作番組を作成することだった。メイジーは早速、ブルームのフローリストであるレンに取材を依頼するが、彼は名門大学出身で元IT企業のエリートであり、即日配達のオンライン注文システムを構築した優秀なビジネスマンだった。しかし事業拡大には慎重で、取材拒否されてしまう。そこでメイジーは、ブルームのフラワーコンテストをボタニカル協会に公認してもらうことを協力する条件として約束し、ようやく取材を開始。しかしレンはカメラに映ることを拒み続け、新番組作りは困難を極めることになる。
新進気鋭の美容会社セナで、CEOのグエンのアシスタントを務めながらSNS担当もこなすジェニーは、周囲も心配するほど仕事を抱えているが、それでもなお働こうとするワーカホリック。ある日、グエンから店舗をすべて閉店し、オンライン販売にシフトすることを聞かされる。自分の提案をすべて否定され、違うフィールドの仕事を提案されたことから職場での危機を感じてしまう。そんな中、研修旅行で会社のリゾート施設に行くことになり、ジェニーはリゾート部門を任されたグエンの弟ネイトと協力することに。だが、ネイトは人生を謳歌するタイプで、ワーカホリックなジェニーとは真逆。やることなすこと、やりづらさを感じてしまう。
モーリーはエージェンシー会社にフリーランス契約でコンテンツ・クリエイターとして働く独身女性。ある日、独身者のためのガイドブックとしてSNSサイトを作る仕事が舞い込んでくる。サイト作成のため、シングル用の料理教室に行くと、偶然、隣の住人ジャクソンと一緒に。モーリーが回していた動画に、教室でのジャクソンの失敗の様子が上がりバズったことから、ジャクソンに改めて出演を依頼。彼は5年もの間、彼女がいないことから、モーリーがジャクソンに恋人を作る方法を教え、逆にジャクソンがモーリーに自立した生活の送り方を教えるということで、一緒にシングルライフを充実させる提案をSNSにアップ。2人は何かと行動を共にすることになるのだが…。
パーティープランナーとして才能あふれるホリーのもとに舞い込んだ、ある建設会社のクリスマスパーティーの企画。ただし、その企画には建設会社の若き2代目の息子テオを参加させるのが条件だった。というのも、新しく建設するシティーセンターの入札を得るため、テオがパーティーで市長に認められる必要があったからだった。成功すれば、昇進が約束されていると言われて引き受けたホリー。一方、当のテオは社長である父親から「入札のためのプレゼンの準備よりも、パーティーの企画に力を入れろ」と言われ、渋々の参加だった。だが、クリスマスの思い出を語り合い、パーティーの準備を進めていくなかで、似た価値観を持つ2人は互いに惹かれていく。
副業でブライズメイドを請負っているライターのキャサリンは、つき合って1年になる恋人ベンとのすれ違いな関係に悩み中。そんなある日、馴染みのブディックで興味本位からウェディングドレスを試着していたところに、高校の同級生だったマットが現れ、10年ぶりの再会を果たす。その後、マットの妹マキシンから結婚式のブライズメイドを依頼されたキャサリンは、マットと共に彼女の結婚式を盛り上げるための準備を進めていく。ブライダルシャワーの日、マットからベンとの結婚の進み具合を尋ねられたキャサリンは、距離を置く結果になったと報告。その後、自身へ明かりを灯してくれる“スイッチ”を見つけるため、マットとケイトはある約束を交わすのだった。