一般投稿から寄せられた複数の証言を手がかりに、ある一軒家で起きた不可解な出来事を、3つの異なる視点で編み上げた、記録と虚構が交わる境界(リミナル)ホラー・オムニバス!外から見れば平凡な家だが、ひとたび足を踏み入れると、家のいたるところから奇妙な違和感がにじむ。間取り図に記された見慣れぬ印、生臭い“土”のにおい、ところどころに染みついた生活の残響…積み上がった違和感が導く“一点”に立ったとき、あなたはもう戻れないかもしれない…。
新人女優の宮藤彩子(山田かな)は、とある田舎の屋敷で映画の撮影に参加していた。しかし、緊張からうまく芝居ができずに監督の仙堂(上杉潤)に罵倒されることに。そんな彩子を心配して、何かと優しく接する録音技師の真山(碧木健人)。時間もあまりなく、撮影は殺伐とした雰囲気で進行するが、そんな折に彩子は襖の奥にいるはずのない人の手を見てしまう…。一方、真山は霊感があるというカメラマンから「ここはヤバイ、昔地下室で無理心中もあったらしい」と噂話を教えてもらうが、そのときは気にも留めなかった…。