そこは、看板もなく必要としている人にしか見つけられない日本酒店。祖父が遺した店を譲り受けることになった青年・伊藤 吟。ある日突然、吟の前に「一歩己」「赤武」「加茂錦」「篠峯」「村祐」「屋守」の日本酒が人間の姿で現れ、吟の生活は一変。祖父の意志を継ぐ吟たちによる最高のおもてなしが始まるのだった。
中学生の頃、片思いの相手に同性が恋愛対象であることをカミングアウトした際に嘲笑されたトラウマから、真面目に人を好きになるのをやめた高校生の海堂天(大倉空人)。そんな天は、祖母の住んでいる江ノ島に引っ越しをすることになり、そこで偶然同い年の山菅龍司(日向亘)と出会う。面倒見が良く優しい龍司のそばにいるうちに、彼の真っ直ぐなところに少しづつ惹かれ、本気で人を好きになることは諦めたはずの天の気持ちは少しずつ変わり始めて…。
春。福岡市で一人暮らしを始めた短大生の莉央(加藤小夏)は、隣に住む浩平(奥野壮)と玄関で初めて遭遇する。一瞬でキュン死した莉央は、すっかり恋の予感。だが、親友の千尋(工藤遥)に隣人との恋愛のハードルを説かれ、前に進めない。そんなある日、莉央が手料理を振る舞うことになり、浩平はその美味しさに感動。すると、まさかの展開が!毎週土曜、莉央の手料理を一緒に食べる約束を交わすのだ!進展するかと思いきや、ただ食事するだけの関係。おまけに浩平の部屋を訪れる大人の女性(柳ゆり菜)の姿が。半ば諦めかけた莉央だったが、浩平から思いもよらぬ告白を受ける。そして、二人はお隣さんから恋人に。3度目の春。莉央は博多で就職、浩平は下関の大学に編入。しかし、いつしかふたりはすれちがい破局を迎える。5度目の春。莉央にとって衝撃的な出来事が起こる!?はたして、莉央と浩平は“となり”にいられるのか―――