勤務先“シティ・ニュース”の契約を切られた写真家ベックは、旅雑誌主催の旅写真コンテストへの応募をルームメイトのスーザンに勧められる。今年のテーマは“素朴な美しさ”だったため、ベックは7歳の時に両親と訪れ、人生初の写真を撮った思い出の地セレニティ島へ。陽光降り注ぐ島は変わらず美しかったが、予定外のトラブルで街から離れたレモン農園内のロッジに宿泊することに。すると、直前に街の広場の噴水で出会った男性ジョシュと再会。彼は農園のオーナー、マシューの息子だった。ベックは経営難の農園の宣伝にも協力。SNSへの投稿がバズり、ベック憧れの旅行写真家キャサリンも島にやって来る次第に発展。ジョシュからはSNSへの投稿はしないでくれと頼まれていたのに…。
婚約者マークとの結婚を間近に控えるリア。そんな彼女のあとをつけ、車の中に侵入してきた謎の女が「彼と結婚してはダメ!」と言い放ち去って行く。その女=フェイスは、5年前にマークと付き合っていた元カノだった。マーク曰く、妄想癖が激しく次第にマークのことを元カレのブライアンと勘違いするようになり、遂には狂気じみた言動を繰り返した果てに入院させられたのだという。そして迎えたリアとマークの結婚式当日、リアはフェイスに誘拐されてしまう。事態を察知したマークになんとか救出されたリアだったが、その際、マークは勢いあまってフェイスを絞め殺そうとする。リアは必死に説得しマークを思い留まらせるのだが、見たこともない彼の形相に恐怖を覚える。