名門大学を卒業し、就職した会社で医療ロボットの開発に情熱をかけるエンジニアの紀星は、学生時代に同じグループでAIコンテストの優勝を獲得したあと疎遠になっていた韓廷と再会する。彼は大手医療機器メーカー「東揚医療」のCEOに就任していた。優秀ゆえに予てより妬まれていた紀星だが、ある日、ハラスメントを受けてしまう。加害者を糾弾したことをきっかけに孤立し、思うように仕事ができなくなって将来に不安を覚えていた紀星は、大学の後輩である蘇之舟の起業計画に触発される。学生時代から紀星を思い続け、再会してからも彼女の苦境を見守っていた韓廷は、紀星に起業の厳しさを教えて自社に就職するよう勧めるが、紀星はそれを断って自らの会社「星辰科技」を設立。3Dプリンターを用いた医療器具の開発・製造に乗り出す。オフィス選びや役所の手続き、スタッフの採用と並行して製品の開発など、精力的に進めてゆく紀星だったが、最大の問題は資金不足だった。蘇之舟とともに3Dプリンターのサプライヤーと、星辰科技の理念を理解してくれる投資家を探していたが、壁にぶつかってばかり。そんななか、紀星の企画書が偶然、韓廷の手に渡る。業界に対する紀星の鋭い洞察力を企画書から見てとった韓廷は、彼女の先見性が自分と似ていると感じた。契約書上の問題で締結まで時間を要したが、幾度かのやりとりを経てお互いに譲歩し、10年の時を経て投資家と創業者という、このうえない提携が誕生する。それを機に、星辰科技はようやく動き始めるが、起業の忙しさによるすれ違いで紀星は結婚を約束していた恋人と別れることに。そんな傷心の紀星を仕事でもプライベートでも韓廷は支え続けた。紀星は戸惑いながらも韓廷の気持ちに気づき、惹かれていく。
1984年、広州・麻洋街。18歳の易東東(イー・ドンドン)は家族で引っ越して来た。イー一家は引っ越し早々、大事故を起こすが、ドンドンはその事故で出会った馬暁暁(マー・シャオシャオ)に一目惚れをする。しかし、シャオシャオの視線の先にはいつも彼女の幼馴染・欧小剣(オウ・シャオジエン)がいた。シャオシャオとシャオジエンの関係を知ったドンドンは自分の気持ちを内に秘め、ただシャオシャオのそばで見守る事を決意する。不良と付き合うシャオジエンのことをシャオシャオはいつも心配していたが、シャオジエンには隠された真実があった…。