警察官のキムはソウルから「シンスンミョン」という名の辺境の町に赴任する。そこは汚職と暴力に満ちた場所で、観光客は暴行を受け、女性はレイプされ、ヤクザは好き勝手にうろつく。犯罪は横行しているが、警察は何もできない。誰も逮捕されない。刑務所に入る者もいない。ある夜遅く、ソヒという教師がキム巡査に友人の不可解な死について抱いている疑念を打ち明ける。KIMはソヒの助けを借りて、町を襲うエスカレートする暴力の輪から逃れる。キムはついに暴力と腐敗の源を突き止め、その過程でソヒと彼女の友人の死の背後にあるものを突き止める・・・。
父・母・息子の3人が暮らす上流家庭。家族としての関係は冷え切っていた。ある日、近くに住む女との不貞に気づき、嫉妬に狂った妻は、夫の性器を切り取ろうとする。しかし、あえなく失敗し、矛先を息子へと向ける。凶行に出た後、妻は家を出ていき、夫と息子はとり残される。性器を切り取られてしまった息子は、絶頂に達することができずに生きていくのか。なくしたことで虐められ、生きる自身をもなくした息子。罪悪感に苛まれる中、父は絶頂に達することができる”ある方法”を発見する。それを息子に教えることで、再び父子の関係を築いていく。だが、そこに家を出ていた妻が戻り、家族はさらなる破滅への道をたどり始めるー。