女子高生のエミリーは、授業中に猟奇的な漫画を描いていたことで教師から叱責を受ける。これまでに何度叱られても態度を改めないことや、父親が殺人事件の犯人だったことから、クラスメイトはエミリーのことを”サイコ女”呼ばわりして蔑みイジメていた。学校で浮いた存在となってしまったエミリーは、クラスメイトのホームパーティーの誘いにも弟ジェレミーの世話を理由に断ってしまう。母親が夜勤に出かけ2人だけの留守番が始まると、ジェレミーの要求でエミリーは漫画を描いては夜を過ごしていた。その後、ジェレミーが寝静まりしばらくすると、イジメられているエミリーの動画を見て、心配した幼馴染みのジェイソンがホームパーティーを抜け出し彼女の家を訪れるのだが…。
反陰謀論者で無神論者のピッパは、都市伝説やフェイクニュースの裏を暴き、事実と作り話の区別を使命とした動画サイト“アラームクロック”を運営するビデオブロガー。ロズウェル事件は墜落した気球を宇宙船と勘違いしたものだといった動画を公開していた。ある日、彼女はアンダーソンと名乗る人物と会うため公園を訪れる。その老人は皆がマジェスティック12と称する組織“マジック”に所属していると告げ、アンタレス星のレプティリアンと、レチクル座ゼータ星のグレイといった、敵と味方の宇宙人の存在や、冷戦はエイリアンの代理戦争だといったことを語り出す。証拠らしき写真とスペースペンを置いて彼は消えるが、その日を境にピッパは不思議な出来事に遭遇し始める。