セラピーを受けながらも盗癖を止められず、日常的にスリを繰り返しているベッキー。ある日、観光でアテネを訪れていた英国人刑事の財布とパスポートを盗んだことから、彼女は追われる身となる。逃げ込んだ電車の中で、ベッキーは一人の女性に強く惹かれる。彼女の名はミランダ。気まぐれで自制心に欠け、自分が欲しいと思ったものは必ず手に入れようとするベッキーは、その日からミランダを執拗に追い始める。セラピストから“ストーカー行為”だと警告されても、その衝動を抑えられない。一方、突然見知らぬ女に付きまとわれることになったミランダは、戸惑いながら街をさまよう。そして財布を盗まれた英国人刑事も、“英国の沽券に関わる”と意地になってベッキーを追跡していた。
エステティシャンとして働くベロニクは、夫のイーサンとマンション暮らし。イーサンは一見優しそうな夫だが、ベロニクの体調も無視して毎晩のように身体を求め、彼女の行動を監視している様子だった。そんな日々にストレスを感じつつも、自身への愛の深さゆえと、拒否もできずに過ごすベロニク。豪華な新居が完成し引越すが、幸せな日々は長く続かず、イーサンの独占欲や嫉妬心はさらにエスカレートしていく。自身の仕事はそっちのけで尾行をしては、監視の目を光らすイーサンに対し、我慢の限界が訪れたベロニクは、イーサンの友人で部下でもある隣人エリックとパスカル夫妻の家に避難する。だが、イーサンに連れ戻され、またもやなし崩し的に身体を奪われてしまう。