銀行の差し押さえに遭い実家の農場を閉鎖したリサは、不本意ながらも町に進出した新興大手企業アグリテック社で働き始める。しかし、アグリテック社重役のダリアと従業員待遇についての話し合いでこじれてしまい解雇されてしまう。がんで闘病中の父親を抱え日々の支払いが嵩む状況のなかで、リサは生きていくためにダリアに謝罪して再びアグリテックで働き始める。一方、幼馴染みとの結婚を控えながらも仕事に勤しむダリアは、結婚して子どもを生み育てることが女性の幸せだと考える家族の価値観を押し付けられる憂鬱な毎日を過ごしていた。結婚しても仕事を続けたいという自分の気持ちを家族に伝えられず苦悩するダリアは、歌詞に心を込めて唄うリサの姿に次第に惹かれていく。
物理学を専攻する学生・ロジャーは、唯一の肉親である父が遺した家を相続するため、恋人のベスと幼馴染のジョーダンを連れて帰省する。家の整理している最中、天才物理学者だった母の仕事場で、3人は古いカルテを発見する。そこには8歳のロジャーが精神科を受診していたことが書かれていた。だが、ロジャーには精神科にかかった記憶がまったくない。やがて、3人は幼くして死んだ妹の部屋のドアがひとりでに閉まったり、不気味な人影が浴室でうごめくのを目撃するようになる。不可解な父の死、幼い頃の妹の死、兄妹が見ていた想像上の友人、そして母の最後の研究と失踪…ロジャーは、自らの頭脳を武器に家族にまつわる謎に立ち向かう。
母親の転職で親しかった友達と別れ、シカゴの高校に転入することになったハナ。イラストレーターを目指す彼女が通うことになったのは、芸術課程のある学校だった。だが、なかなか友達ができず、以前の学校の友達とスマホで連絡を取り合う毎日。隣の席のロブと共同で課題作品を手掛けることになり言葉を交わすようになるが、彼には薬物依存症でリハビリ中の姉がいて、少々つき合いづらかった。そんなある日、避難訓練でディランと知り合い、気さくな彼を通してローズやブレイクらとも親しくなっていく。やがてローズに薬を勧められたことをきっかけに、次第に薬漬けになった彼女は、ロブとの課題作品の提出に遅れるなど生活が荒れていく。