都内で連続して4件の幼女誘拐事件が発生、そのうちの1人の他殺死体が見つかった。遺体を検証した警察は、変質者による犯行と断定。誘拐発生時の現場の音を録ったテープを偶然入手した矢部警視は、盲目の元刑事・松永礼太郎に捜査の協力を依頼した。テープを聞いた松永は、かすかに口笛、犬の鳴き声、車の音を確認。9年前、同様の状況で事件を起こしたものの、証拠不十分で不起訴になった男のことを思い出す。
盲目のマインドコンサルタント礼太郎の親友・矢部警視が狙撃された。現場に残されたオーデコロンの強い香り、礼太郎は若い男の犯行ではと推察する。その一方で、礼太郎は矢部の妻・芳子の過去に興味を抱く。芳子が記者時代に書いたコラムによって、一人の女性が自殺していた。礼太郎は芳子の過去に事件の手がかりを探っていく。
刑事の棚田と暴力団員の平野が同じ手口で殺された。事件の記事を書いた礼太郎(古谷一行)のもとに、一本の不審な電話が入った。発信元を秩父巡礼十二番札所・秩父野坂時からとつきとめた礼太郎は、巡礼グループに参加した。礼太郎はこのグループ内の西川夫妻(下川辰平、宮園純子)の様子がおかしいことに気づき、意外な真実を知る。
盲目の元刑事・礼太郎は10年前の事件で一度会っただけの雅子から結婚の申し込みを受ける。雅子の弟・伸夫はコンクリート詰め殺人を起こし、8年近く医療刑務所に入っていた。雅子が礼太郎に近づいたのは、伸夫の就職先を紹介してほしいためだった。そんな時、乳房をえぐり取られたバラバラ殺人事件が発生。これは10年前に伸夫が起こした事件とまったく同じ手口だった。警察は伸夫を疑い、礼太郎に調査を依頼してきた。礼太郎はこの二つの事件に絡んだ以外な真相を捜しあてる。
盲目の元刑事・松永(古谷一行)は、友人の早苗(青山知可子)から助けを求める電話を受けた。松永は早苗の部屋へ急行。だが、すでに彼女は殺されていた。