旅の僧侶・小次郎法師は、全国行脚の途中で、現在の神奈川県の秋谷という集落の屋敷に、魔物が住んでいるという噂を聞きつけて、興味本位で立ち寄ることにした。茶屋の姥に話を聞くと、どうやら訳ありの若者が、その魔物の家に住み着いて日々やせ細っているという。懇願された小次郎法師は、一度は願いを引き受け、若者の助けになろうと屋敷へと向かうのだが、辿り着く前から、目に見えぬ怪しい蜘蛛の糸に絡め取られつつあった。
高校時代、親しかった5人組。恩師の死をきっかけに1人をのぞく4人が久々に顔を合わせた通夜振る舞いの席。高校時代を懐かしむ一方で、徐々に内に秘めた未消化の気持ちが吹き出していく。コロナ禍でそれぞれが自分の内面と向き合い、本当に望んでいた生き方とは何だったのかについて考えざるを得なくなったように、彼らもまた現実の自分に気づいていく事になるのだった。果たして「アトに待っていたセカイ」とは!?