2018年12月、登山家のアリはカーステンを誘い、現地の登山家カーンと共に、インド・ヒマラヤで最も人里から離れた谷にある未踏の氷瀑を探すために旅立つ。アメリカからインド・ニューデリーまで飛行機で22時間、そして危険極まりない切り立った崖沿いの悪路を車で65時間かけてスピティ渓谷へ。彼らの目的は地元に暮らす先住民とアイスクライミング運動を支援することだった。だが、現地に着いたものの、氷瀑どころか、氷すらなく、彼らの当ては外れてしまう。予想外のことが次から次へと起こる凄まじい旅。果たして登山家たちの思いは叶うのか?目指す氷瀑はあるのか?その様子をカメラは追っていく。
2020年に入り、新型コロナウイルスの猛威が世界中を襲い始めた。本作はさまざまな人々の証言で、当時のアメリカを振り返っていく。ロサンゼルスでは3月17日に市長が都市封鎖を決定。街中の商業施設は閉ざされ、人々の往来はなくなっていった。新型コロナウイルスに対する初のチームを率いたライアン・アズクエタ医師は、3月12日に要請を受けてワシントン州カークランドに赴き多くの感染者の治療にあたるが、そこではチームのクルーも次々と感染し、職務離脱を余儀なくされていった。家族が感染するも病院での面会を禁止され、最期に立ち会うことができなかった遺族は多数いた。幸運にも死を免れた者も、決して心が平穏なわけではなかった。