母親の死によって心を閉ざした少女アンバーは失った悲しみをぶつけるように絵を描くことに没頭している。ある日アンバーが暴力的なモンスターの絵を描いていると学校で問題視されてしまうが、カウンセラーは絵を描くことで心が癒されるとアンバーにスケッチブックをプレゼントする。そんな中、森の池に落としたアンバーのスケッチブックが、不思議な力によって“現実”を変えてしまう。ノートの中に描かれていたモンスターたちが次々と姿を現し、静かな町は恐怖に包まれる。現実と幻想の境界が崩れゆく中、兄妹と家族は、描いたものがもたらした“闇”と向き合うことになる。恐怖の正体は、絵の中の怪物なのか、それとも心の奥に潜む感情なのか――。想像の力が暴走するとき、家族の絆と勇気が試されていく。