テレビスペシャルとして放映された、『スラムダンク』唯一の総集編。陵南との練習試合、驚異のド素人・桜木花道のデビュー戦ともなったこのゲームは、序盤から陵南が次々と得点を奪い、湘北に実力を見せつける流れとなった。だが、逆境が二人の男の闘志に火を着けた。今年こそはの強い想いを抱くキャプテン・赤木と、ルーキー・流川だ。二人の活躍で試合は一転、行き詰まるシーソーゲームに。そして終了間際、陵南の天才・仙道にボールが渡った……試合後、神奈川県予選に挑む湘北バスケ部のこれまでを、副主将の木暮や赤木の妹・晴子たちが回想。花道の急成長の軌跡を辿る。晴子は偶然会った彦一とも、お互いのチームについて語り合う。
かつてロボット工学の権威として学会を騒がせていたプロフェッサー・ランドウが、凶悪なロボットであるメタルビーストの大軍団を率いて世界征服を開始した。これに対し防衛庁 (現・防衛省) は、宇宙開発研究を行っていた橘博士に協力を要請。博士が作業用に開発したゲッターロボにメタルビーストの撃退を依頼する。だが、ゲッターロボは平和利用のために造られたもの…。武器など搭載していないし、これからも搭載するつもりはない。戦いを前にして迷う橘博士。だがパイロット訓練生の一文字號、大道剴、メカニック部門のチーフで博士の娘・橘翔は、この緊急事態を放ってはおけず、進んでランドウ軍団に立ち向かってゆくのだった。
桜木花道は、中学校三年間で50人もの女子生徒にふられ続けた悲しい男。そんなある日のこと、廊下で一人の美少女から声をかけられる。「バスケットはお好きですか?」その女生徒・晴子に一目ぼれした花道は、何のためらいもなく「大好きです!!」と答えてしまう。そして花道はバスケットのトレーニングを始め、練習・試合を通じその面白さに目覚め才能を開花し、天才プレイヤ”ーへと成長する。湖北バスケ部の仲間と共に全国制覇を目指すのであった・・