ある未来、ニューヨーク・マンハッタン。鋼鉄の超高層ビルの塊、オートメーションのライフシステムをかきわけ、荒廃した世界を流浪しながら、賞金稼ぎとして闘い続けてきた、ケイト・ローズ・レイチェル・クレアら4人の少女たち。彼女たちは今日もお尋ね者を追いかけているー。戦いの日々を送りながらも、普段は普通の学園生活を送る彼女たちは、ある日、学園で転校生の少女に声を掛けられる。美しく可憐な、ルイーズと名乗るその少女は、ケイトたちに「あなたたちと、ともだちになりたい」と申し出る。そしてルイーズの傍らに佇む美少年、エドガーもケイトたちに接近しようとしていた。謎めいた彼らの目的、そして正体とは・・・!?4人の少女たちが抱える信じがたい運命、そして彼女たちに迫る正体不明の巨大な影。街にたったひとつ残された聖域ー「レッドガーデン」ーで事件が巻き起こる!果たして彼女たちの運命はー!?
同じ学園に通うケイト、ローズ、レイチェル、クレア。その日、少女たちは朝から身に覚えの無いおかしな感覚を感じていた。怪訝に思う少女たちに伝えられる、クラスメイト・リーズの突然の死。その日の暮れに、悲しみのなか、まるで導かれるようにして少女たちはひと気の無い夜の倉庫街に集まった。普段、接点の無い少女たちに、奇妙にも一致した今朝の違和感、そして昨夜の記憶だけの消失。響いてくる足音に目を向けると、見慣れない奇妙な男女が現れた。そして、信じられない事を口にする…。「あなたたちは、死んだのよ」。