監督・脚本・撮影・演出のエヴァン・マーロウが執筆から8年の年月をかけ製作。世界中のホラー映画祭で23もの映画賞を獲得したシュルレアリズム・ホラー。
姉のカレンに会うため、リバティを訪れたトミー・リー。しかし、そこは白人至上主義者のブライアンが主導する凶悪な一団ホワイト・パワーが、我が物顔で町の人々を虐げていた。町の入り口でトラックと接触し、車が走行不能になってしまったトミーは、義兄のジャックに連絡をするため近くのレストランに赴く。電話を終えたトミーが帰ろうとすると、ホワイト・パワーのハンセン率いる集団がトミーに挑発。怒りを押し殺しその場をあとにしたトミーだったが、その時、黒人のフェルプス牧師が行方不明になっていることを知る。その後、ジャックと合流したトミーは、カレンの家で保護されていた牧師の息子ルーサーと対面。この町を覆う闇に一抹の不安を感じていた。
ひょんなことから取り違えてしまったカバンに、500万ドルもの大金が入っているのを発見した真面目なサラリーマン、ヘンリー・パーキンス。思わぬ幸運を手にした彼は、このお金が自分の人生に”変革の瞬間”をもたらせる転機だと考え、妻キャロルの都合も考えずに海外逃亡の手配を始める。しかし、空港へ向かうタクシーを待っていたヘンリーとキャロルの家をホーボーケン警察のジェネロ刑事が訪れる。張り込み中だったジェネロは、バーで不審な行動を取っていたヘンリーを怪しんでいたのだ。大金のことを誤魔化して刑事を退散させようとするヘンリーだったが、タクシー運転手や友人夫妻、さらには500万ドルを受け取るはずだった犯罪組織のボスたちが、パーキンス家に集まってくる事態に発展してしまう。