テーマパーク“サバイバルランド”で起こった女子高生同士の残酷な殺し合いから数日後。無事に生き残った秋川葵、夏目さくら、工藤坩那は政府の特殊機関に保護され病院に隔離されていた・・・。謎の植物に浸食されゾンビ化しつつあるさくら、心的外傷を受け、すっかり心を閉ざしてしまった坩那の姿。葵は、クラスメイトたちをサバイバルランドへ連れて行った事を激しく後悔し、皆が犠牲になったことに責任を感じていた。「これ以上被害者を増やしてはいけない」と、未だにゾンビ化した人間が生存する“サバイバルランド”へ乗り込む葵であった。一方、葵の恋人である藍田勇平は、音信不通になった葵を案じ、僅かな手がかりを頼りにサバイバルランドへ。しかし、ゾンビ化した人間に襲われ深い傷を負ってしまう。傷を負った勇平を介抱する葵。その日の夜、二人は体を重ねる。翌朝、葵は体に異変を感じる。激しい嘔吐、これまでに感じた事のない腹部の張り。それは明らかに妊娠の兆候。いつの間にかゾンビ化していた勇平、彼の子供を身ごもったのだった。葵の体内で異常なスピードで成長し出産へと近づいていく。謎の植物に浸食されてしまった葵と勇平。必死に生きる手だてを模索する二人に、再びゾンビ達の影が近づきつつあった・・・。
17歳の夏目さくらは、仲間6人と共に、仲間の一人、葵の叔父が経営するテーマパークへ遊びに行くことに。その名は“サバイバルランド”。忍者や侍、ガンマンに扮した敵とリアルなシューティングゲームが体験できる場所である。敵は狡猾な男たちだが、攻撃は一切してこないので、女性でも安心して楽しめる。7人はそれぞれコスプレをして武器を持ちゲームはスタート。敵役を撃ち倒し、ストレスを発散、ゲームを楽しんでいた。しかし、敵役の一人が突然、敵味方関係なく攻撃を始める。しかも、本物の武器で・・・。人間をゾンビ化させる謎の植物が人間に寄生したのだ。我を忘れた相手に戸惑い、恐れをなす7人。しかも、その敵に殺された相手は、ゾンビとしてよみがえるのである。閉鎖されたテーマパークの中で、女子高生7人の、生き残りをかけた壮絶なリアル・サバイバルゲームが始まる!
責任を取ってください!!宮田夏美は夫と離婚、女手1つで5才になる息子を育てている。職場は製菓会社の「お客様相談室」。日々かかってくるクレーム処理に追われている。ある日、夏美はある一本の電話を受ける。受話器の向こうから聞こえる女のすすり泣く声。女は「流産したのはお宅のドリンクを飲んだせいだ」という。実は会社が紅茶の成分表を偽っていた。夏美には思い当たる節があるものの、会社からの圧力を前に電話の相手のクレームを認める訳にはいかない。マニュアル通りに受け答えをし、電話を切る。明くる日、夏美はニュースを見て驚愕する。本社ビルから流産を苦にした女が飛び降り自殺したのだ。もしかしたら昨日の女ではないか。それを機に、『お客様相談室』の職員達に奇妙な電話がかかってくるようになる。受話器の向こうから聞こえる女の囁く声。その電話を受けた人は必ず死へと追い込まれていく・・・。一人、また一人。女の呪いを解く方法は・・・。やがて女の呪いは夏美の元へと忍び寄る。
私はお客様なんですからぁ!!製菓会社「お客様相談室」でクレーム処理を担当する継村尚人。日々かかってくる理不尽なクレームに臆する事無く、毅然と対応する姿は社内でも一目置かれている。ある日、継村はナイトウと名乗る男から奇妙な電話を受ける。明らかに苛立った様子で「ミネラルウォーターに虫が混入していた」という。これまで通り真摯に対応するが、ナイトウには全く通用しない。やがて、怒りの矛先は継村の生活圏内へ。悪質なストーキング行為が始まる。決して姿を見せることのない相手に翻弄され、追いつめられていく継村。謝っても・・・、怒っても・・・、ナイトウの手は緩まない。やがて、継村の身に危険が忍び寄る。
この都市伝説に、逃げ場はない!親友同士の水谷菜月(岩田さゆり)と中島玲子(仲村みう)たちは、学校で友人たちと、”テケテケ”の噂話しで盛り上がっていた。「夜に赤い物を持っていたり、身につけたりして踏切を渡ろうとすると、テケテケ、テケテケって変な音がして、後ろを振り向くとテケテケがいる」、「違う、違う、踏切じゃないよ、電車の歩道橋だよ」、「それって呪文を唱えれば助かるんじゃなかったっけ?」。玲子は、性格のキツさから、友人の間では避けられていた。ある日、文化祭委員の玲子が、打ち合わせに参加しない刀根エリカ(松嶋初音)を注意したことから、エリカたちに無視されるようになる。ただ菜月だけは、今までどおり親しく接していた。しかし、エリカたちが玲子の財布を盗んだことをきっかけに、玲子の様子がおかしくなる。玲子ににらまれた者は、必ず死ぬのである。しかも、上半身と下半身が切断されて・・・。菜月は、玲子の異変に"テケテケ
この都市伝説に、逃げ場はない!大橋可奈(大島優子)のクラスメイトである関口綾花(西田麻衣)が、下半身のない死体で発見された―。この事件を機に、学校では”テケテケ”の話しで持ちきりである。この噂は、可奈の耳にも入ってきた。”テケテケ”を見た者は、72時間以内に必ず死ぬ。可奈は、都市伝説について調べるため図書館へおもむくが、そこで偶然、可奈の従兄弟であり、女子大生の平山理絵(山崎真実)と出くわす。理絵は、大学の心理学科に通い、都市伝説に関する卒業論文をまとめていた。理絵の話によれば、”テケテケ”のルーツは、兵庫県の加古川で、戦後間もなく起こった女性の鉄道投身自殺にあるという。2人は早速、加古川へ向うことにする。加古川で2人は、地元の大学を訪れ、理絵の教授から紹介された行方教授(螢雪次朗)と助手の武田慎(阿部進之介)から鉄道投身自殺した”カシマレイコ”という女性について話を聞く。許された時間は72時間。そう、可奈は”テケテケ”を見てしまっていた・・・。