廃墟のような建物に住む一人の女(和田光沙)。 言葉のない世界で原始的な自給自足の生活。 狩猟で蓄えた食料を行商人(寺田農)と物々交換したり、女の体と食料を目当てに来た山賊(仁科貴)に襲われたりするが、そんな不測の事態にもめげることなくたくましく生きている。 ある日女の仕掛けた罠に一人の若い男(飛葉大樹)が掛かっていた。 女は彼を家に連れて行くと、何故か女になつく若い男。 女も情が移ったのか、二人は共同で生活し始める。 そんな日常が続く中だんだんと人間の欲望の姿が明らかになっていく。 暴力・セックス・食欲等々......そして世界は崩壊に向かって動き始める...。
未亡人のチン(マギー・シュウ)は、娘のリン(サリー・ライ)とともに、格安のアパートに移り住む。生活苦を余儀なくされたチンにとって、またとない破格の物件である。だが娘のリンにとっては、ただならぬ気配を感じる、居心地の悪い家であった。夜警の仕事を見つけ、夜間勤めるチン。その間、リンは一人で家にいる。怪しい雰囲気に耐えながらも、朝を待ち続けるリン。突然、濡れた少年と白化粧の女の影が、彼女の前に現れ、そして消えてゆく。さらにこの現象は、チンにも影響を与え始めるのである。二つの影が現れる理由。それはこの家に隠された、ある惨劇と関わっていた。
スパイシーに生きろ!!一瞬の証を求めて男たちは闘う。一匹狼の殺し屋・龍也は、香港でヤクザの組長を暗殺する際、頭部に一発の銃弾を受けてしまう。摘出手術は不可能と告げられ、脳に銃弾を宿したまま、ただ死を待つ身となる。その上、銃弾の影響で龍也の目には全てが白黒にしか見えなくなっていた。希望を失った龍也は、ある日偶然にも銀行強盗の現場に遭遇する。強盗たちの様子を目の当たりしたその瞬間、なんと龍也の目に映る世界が色付いたのであった。妊婦との身代わりに人質となった龍也は、彼らに意外な申し出をする・・・。「俺を仲間に入れてくれ。金はいらない。」強盗団に加わった龍也は、非合法のムエタイボクシングの会場で一人の男・ジョーと出会う。言葉も通じず互いを知らないまま、心に傷を持つ者同士が不思議な友情を深めていく。それは殺し屋として孤独に生きてきた龍也にとって初めての感情だった。しかし、そのジョーこそが龍也たち強盗団を追い続けている警察官だったのだ・・・・。そして、男たちは一瞬の証を求めて火花を散らす!