時は1910年代、中華民国初期。道教の第一名山“武当山”で500年に1度開かれる武術大会に参加するために娘・唐寧(シュー・チャオ)とこの地を訪れた、考古学者で武術家の唐雲龍(チウ・マンチェク)。彼の真の目的は、武当山の各所に隠されているという7つの秘宝と神剣を手に入れる事だった。同じく、武術大会出場を装ってこの秘宝を狙いに来た女性武術家の天心(ヤン・ミー)と協力関係を築くのだが、武当山を守る道長で、どこか邪悪な影を持つ白龍(デニス・トー)率いる武闘軍団に行く手を阻まれる。一方、唐寧は白龍の弟子・水合一(ルイス・ファン)と出逢い、互いに強く惹かれあうようになるのだが―。
「イップ・マン 誕生」のキャスト・スタッフが贈る辛亥革命の礎を築いた中国人女性革命家の壮絶な半生を描いた歴史大作叙事詩!! 19世紀後半、清朝期。女性が纏足をされ、正規の教育も受けられない封建的なこの時代に、中国浙江省紹興で生まれた秋瑾(しゅうきん)は、幼い頃から血気盛んで纏足を拒み、乗馬や撃剣などを好んで育つ。成長してからも世間の風潮に馴染めなかった彼女は、夫と幼子二人を残し、当時女子教育が進んでいるとされた日本へ留学を決意する。留学した日本でも、男女平等を求めて女性だけの革命団体「共愛会」を創設するなど、精力的な革命活動を行っている最中、革命指導者・徐錫麟と出逢う。意気投合した二人は行動を共にし、強制送還の身となった後でも、本格的な革命活動を始めるため、同じ思想を持つ若者たちを集め、表向きは清朝に従じる軍事訓練学校を立ち上げる。時はきた。仲間たちと武装蜂起、清軍との激しい闘いを続けるが、徐錫麟とともに秋瑾は遂に捕らわれの身となってしまう。1907年。志半ば、公開処刑というかたちで彼女がその生涯を終えたのはわずか31歳の時だった・・・。