盗んだ魔除けが、悪夢を招く―ゲイルは夫のルークと、ルークの息子ジョシュと3人で人里離れた田舎の家へやってきた。ここは昔ルークがジョシュと、事故で亡くなった妻と一緒に暮らした家だった。楽しい休日を過ごすはずだったが、ジョシュは毎夜、血まみれの母親の夢を見てしまう。心理学者でもあるゲイルはトラウマから解放される兆候だというが、ジョシュは怖ろしくて仕方がない。ジョシュはある日、山奥の怪しげな店の倉庫で、良い夢を運んでくるというお守り“ドリームキャッチャー”を見つける。勝手に持ち帰りドリームキャッチャーを抱いて眠るジョシュ。しかしそれは、ゲイルを恐怖に陥れる本当の悪夢の始まりだった…。
ホワイトハウス、陥落。”鉄壁の要塞”ホワイトハウスが、たった13分で占拠され、15分後には敵を守る【難攻不落の要塞】となった。前代未聞のテロを遂行したアジア人テロリストの要求は二つ。「日本海域からの米国第七艦隊の撤収」「韓国と北朝鮮の間にある軍事境界線(非武装中立地帯)から米軍28,500名の撤退」。大統領を人質に取られたうえ、特殊部隊の突入も失敗、ペンタゴン最高司令部は絶望的な苦境に立たされる。誰もが諦めかけたその時、一人の男が内部への侵入に成功する。かつて大統領専任のシークレット・サービスとして活躍していたが、大統領夫人の命を守れず、今やデスクワーク専門でくすぶっていたマイク・バニング。彼に託せるのか?逡巡するペンタゴンにバニングは告げる。---「必ず、救出する」“タイムリミット”が刻一刻と迫る中、ただ一人、巨大な要塞の“深部”へと向かう。テロリストに隠された真の目的がある事を知らずに・・・。
グレイスは両親に内緒で友人のサッフォーとバスでセドゥーナに向かっていた。途中、バスに乗ってきた青年ジェイミーに惹かれたグレイスは、積極的に彼にアプローチ。すっかり仲良くなった2人はイチャつきはじめ、その様子を見ていたサッフォーは一緒に行動するのが嫌になり家に帰ってしまう。サッフォーがいなくなり心細くなったグレイスはジェイミーに誘われるまま一夜を共にするが、翌朝、彼はグレイスの荷物を盗み、姿を消した。所持金もなく警察に頼ることもできなかったグレイスは途方に暮れつつも、セドゥーナに向かって歩き出していた。一方、家出の際に大金を持ち出していなくなったグレイスを心配した両親は探偵を雇い、彼女の行方を探し始めるが…。
芸術家でコメディアンのジェス(ジョン・レグイザモ)は、新年パーティの余興で犬の首輪をはめたまま、浴槽に落ちて瀕死の状態になる。現世と死の世界を行ききしながら、彼は愛の冷めた妻と、大学のころの恋人との間で本当の愛を試される。