感染症が蔓延するフィリピンのマニラ。高層マンションで隔離生活を送る新婚夫婦のリアとエドワードは、愛し合っているが、互いに欲望を満たしきれずにいた。そんなある日、エドワードはリアに、プロの女性を誘っての3人プレイを提案する。複雑な気持ちで承諾するリアだったがー。「ローサは密告された」など国際的に高く評価されているフィリピン映画界の鬼才・ブリランテ・メンドーサがプロデュース。「ヴァージンフォレスト 愛欲の奴隷」のカトリーナ・ドベイ主演。
結婚7年目を迎えた海洋学者のジェイソンと、その美しい妻アビー。不治の病を患っているアビーだったが、幸い症状は安定し、2人は互いを大切な存在として愛し合っていた。ある日、ジェイソンの仕事で遠方のポラ市に長期滞在することになった二人。魚類保護プロジェクトで、海洋調査を始めたジェイソンは、そこでダイバーのデニスと出会い意気投合する。デニスとのダイビングを繰り返すうち、ジェイソンには誰にも言えない欲望が溢れ出す。一方デニスは、知的なジェイソンに憧れを抱きつつ、恋人のターニャとの関係も続いていた。そんなある日、ターニャに予期せぬ妊娠が発覚し、混乱したデニスはジェイソンの元へと向かうのだが、、。
美容室を営む母イザベルの元で、美しく成長したサベルは、家族や友人の祝福を受け、愛するブライアンとの結婚式を終えた。新婚旅行で初めて結ばれた二人だったが、その幸せな夜に、悪夢は突然訪れる。愛を交わす二人の元に、三人組の男が押し入り、ブライアンを押さえつけ、次々にサベルを強姦したのだ。その後、彼らは二人をシーツでくるみ、海に沈める。奇蹟的に一命を取り留め、離島に流れ着いたサベル。元軍人の男ネスターに助けられ、彼の協力のもと、男達への復讐の為、武術や剣術を磨いていく。故郷に戻ってきたサベルは、別人に変装し、短剣を携え、次々に男たちを誘惑していく、、。「ローサは密告された」など国際的に高く評価されているフィリピン映画界の鬼才・ブリランテ・メンドーサが脚本を手掛け、メンドーサ監督作「ヴァージンフォレスト 愛欲の奴隷」にも出演しているミカエラ・ラズが初主演、絶望の淵から這い上がり、復讐を遂げる女性を体当たりで演じきった官能サスペンス。
警備員の仕事をしながら学校へ通うブギーは、ある日ガールフレンドのモニカの浮気現場を目撃してしまう...。激高したブギーは、浮気相手ラジーの頭部を石で殴打し、その場から逃走、警察官の叔父マーロンに助けを求め、事態が落ち着くまで身を隠す事に。一方ラジーは意識不明の重体となり、モニカは警察の取り調べで、事件の犯人がブギーだと証言する。モニカに証言を撤回させるべく説得するブギーだったが、彼女から思わぬ告白を受ける。そんな中、ラジーの兄弟は復讐の為、血眼でブギーを探し、マーロンは証言を撤回しないモニカの殺害を企てる...。一つの事件を皮切りに、血が血を招く暴力の連鎖へと発展していくフィリピンノワールの傑作。「ローサは密告された」など国際的に高く評価されているフィリピン映画界の鬼才・ブリランテ・メンドーサ製作、フィリピン映画界注目の女優AJ・ラヴァルが体当たりの演技を魅せる。
カメラマンのフランシスは、市長の依頼で世界最大の花、ラフレシアの撮影をすることに。地元民のロジャーがガイド役として同行し、二人はラフレシアが生息するとされる森林に入るのだが、捜索の途中、違法な森林伐採の現場を目撃してしまう。見て見ぬフリをするロジャーに不信感を抱くフランシスだったが、森を知る彼の後について歩くことしかできない。そんな時、売春宿から逃げ出してきたアンジェラに遭遇する。彼女はロジャーに騙され、違法伐採者の為の売春宿で働かされていたのだった。アンジェラと共に売春宿に軟禁されてしまったフランシスだが、彼女を助けるために売春宿からの逃走を試みる、、。2009年カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した映画界の鬼才・ブリランテ・メンドーサが、フィリピンが抱える社会問題と、人間の激しい欲望を描いた官能サスペンス。
家庭では、良き夫、警察署内では情報班の班長であるエスピノは、情報屋イライジャの手引きで、麻薬組織の大物アベルを逮捕すべく、SWATと共に現場に乗り込む。激しい銃撃戦の末、組織は壊滅。しかし、エスピノは別の顔があった。証拠品の覚せい剤入りバッグを横取りすると、それをイライジャに闇ルートで転売させていたのだ。やがて、紛失に気付いた署内では、証拠品捜索が始まり、エスピノは追及から逃れるためにさらなる悪に手を染めてゆくが――
ローサはマニラのスラム街の片隅で小さな雑貨店を家族で営んでいる。家計のため、少量の麻薬も扱っていたが、ある夜、密告からローサたち夫婦は逮捕される。麻薬売人の密告要求、高額な保釈金。警察の要求は恐喝まがいだ。この国では法は誰も守ってくれない。ローサたち家族は、彼ら自身のやり方でしたたかに、汚職にまみれた警察に立ち向かうのだった。