刑務所で服役中のコレット(キーラ・セジウィック)は、元犯罪者で現ラッパーになった男(ネリー)の成功秘話を語るTVを見ている。彼は話す、「この本を読めば人生が変わる」と。一方、アリゾナ州ではマフィアのタンパとドミニクが、ボスのフランク(トム・サイズモア)に命ぜられ、金を持ち逃げした男を追っていた。そんなドミニクも最近、ある本に没頭していた。強盗団に潜入捜査していた警官ウルフィー(トーマス・ジェーン)は、強盗計画が成功した瞬間、彼らを撃ち殺したことに懺悔。ドラマのベッドシーン撮影で、相手役の男優(ケアリー・エルウィズ)にレイプされてしまった新人女優のエヴァ(エリザベス・ヘンストリッジ)は、言い出せない。若手記者のロジャー(ケヴィン・コナリー)はTVで話題を呼んでいるある本の記事を書こうとボスのジェラルド(シルベスター・スタローン)に話しを持ち込むが、一蹴されてしまう。彼は、その本の作者を見つけようと張り込む。ついにテディ(トム・べレンジャー)を見つけるが・・・・・・!
数年前、旅行先の事故で父親を亡くしたミア。彼女は亡き父が遺したストーンウェア社の社長業を引き継ぎ、家族と過ごす時間を削りながら仕事に没頭する日々を送っていた。そんな働きすぎの彼女を心配した共同経営者リッチーによって、2週間の休暇を取らされたミアだったが、仕事の対応という名目で休暇を返上し出社を続けていた。その日の出社前、毎日の日課として馴染みのカフェに立ち寄り、開店を待つミアに、突如拳銃が突きつけられる。いつの間にか助手席に現れた男に狼狽するミアに対し、男は車を発進するよう命じる。男に言われるがまま到着した家に入ったミアは、そこに自身の名前が入ったノートを発見。目的が分からない男に自分を開放するよう説得を試みるミアだったが…。
若手敏腕弁護士のジャクソン。ある時、バーで知り合った女性リサから、殺人容疑をかけられ刑務所に収監された弟を助けてほしいと依頼を受け、カリフォルニア州を相手取った訴訟の弁護に挑んでいた。しかしこの刑事事件の背景には、とてつもない巨大犯罪組織が絡んでいることに気づく。それは、誘拐された少女たちを性奴隷の“商品”として売られている闇売買だった。ジャクソンはその組織を支配している黒幕を突き止めようと奔走するのだが…。
恋人ケイトに目隠しをして、サプライズで宝石店を訪れたネイト。彼はケイトに婚約指輪を購入しようと考えてた。しかし店内で指輪を選んでいた時、強盗団が押し入り、事件に巻き込まれてしまう。しかし強盗団の仲間割れにより、店内で撃ち合いが勃発!その隙に店外へと逃げることに成功する。一方、悪態をついては小競り合いが絶えないスミス兄弟は、乗っていた車がガス欠になり、極寒の砂漠で立ち往生。彼らは“始末人”として、現場から逃げた男女の後処理を、強盗団のボスに依頼されていた。その後、擦った揉んだを経て、通りがかった車に同乗することができた兄弟。その車とは、ケイトを助手席に乗せ、ネイトが運転する車だった。
ホローマン高校の卒業を間近に控えた男子生徒クエンティン。彼は、殺人カルト教祖だった初代校長、故ダンフォースを祖父に持つという、誰にも言えない秘密を抱えていた。しかしある放課後、歴史教師のマイヤーズにその秘密を暴かれてしまい、祖父の形見である金のコインを奪われてしまう。すると突然、学校が大きな地震に襲われ、プロムの準備に追われていた生徒や教師たちは大混乱。唯一、学校に何が起きたのかを悟ったのは、寡黙な清掃員オーティスだった。クエンティンと仲間たちは脱出を図るが、不思議にもドアや窓は一切開かず、外に出られない。さらには延々と続く廊下や、縮んでいく教室など、校内のあちこちで起きる不可解な現象が現れ始める。
ニューヨークの地下には忘れ去られ廃墟となった地下鉄とインフラのトンネルが広がっている。そこは暴力とドラッグがはびこる無法地帯となり、危険で廃退した世界となっていた。エンジェル(ダニー・トレホ)は圧倒的な暴力で地下社会を制圧し君臨する存在だったが、元警官のジェイクが地下トンネルのパトロールを始めたことに加え、若いドキュメンタリー映像作家のチェルシー(キンガ・フィリップス)がカメラを持ち込み取材を始めたことでバランスが崩れ始める。エンジェルは地下社会を引き裂こうとする”外の世界”に対して宣戦布告し、壮絶な男達の闘いが幕を開ける。