飼い主で科学者のデビッドに可愛がられていた忠犬バディは、宇宙飛行士の任務を与えられロケットに乗りこんだ。打ち上げは無事成功と思いきや、緊急トラブルが発生!気を失ったバディが目を覚ますと、そこはグレンフィールドという街で、しかもロケット打ち上げから50年後の未来だった!不思議なことに、この街では人間が動物を嫌っていて、動物たちは捕まらないように逃げ回るしかない。しかし、バディは飼い主のデビッドを探すため、大金持ちで”ターボキャット”として動物の平和を守る猫のフィリックスに助けを求める。始めは人間を嫌っていたフィリックスも、まじめでお茶目なバディと行動を共にすることで、心境に変化が。一方バディは、ロケットの燃料だった”魔法の石”の力でスーパーパワーを手に入れていた。そんな中、ウサギのキャシディと動物の権利を守る秘密組織“ガード”が現れたことで、2人は街を大きく変える事件に巻き込まれていく…。バディとフィリックスは、力をあわせて人と動物の”絆”を守ることができるのか?そして、バディは大好きなデビッドと再会できるのか?
ロンドンの夜。モーゼス(ジョン・ボヤーガ)率いるティーンのギャング・グループが、街で女性から金を奪おうとしていたその時、空から小型の隕石らしきものが落ちてきてそばにあった車を直撃した。車の中を覗き込もうとした仲間の1人が、隕石の中から飛び出してきた怪物に襲われたため、彼らはエイリアンの後を追って退治、死骸を持って低所得者用団地へと逃げ込んだ。そこでマリファナ栽培と取引を仕切っているロン(ニック・フロスト)という男にエイリアンの事を告げると、最初は半信半疑であったが、降り注ぐ隕石にただならないものを感じてエイリアン狩りへ乗り出そうとする。さらに、彼らの一団にもう1人、先ほどの路上強盗の被害者であったはずのサム(ジョディ・ウィテカー)も、エイリアンとの戦いに参加すると言い出した。こうして、宇宙から来た怪物から自分らの縄張りを守るべく、街のならず者達による戦いの火蓋が切って落とされるのだった。