残忍に殺害された遺体が発見された。何らかの侵入の形跡もなく、自殺という判断を下すが、担当刑事ギチョルは、本能的に他殺だと感じる。事件を調査していく中、ポータルサイトのWeb漫画”パート”の編集長だった被害者が、死ぬ直前に担当作家であるジユンの漫画を見ていたことが明らかになり、ギチョルは被害の殺され方がWeb漫画の中の内容と全く同じという信じられない事実を確認し、手がかりを捜すためにジユンを尋ねる。一方、創作に対するストレスで苦しんでいたジユンは、自分のWeb漫画は全てフィクションであり事件とは何ら関わりがないと関連がないと容疑を否認する。しかし彼女のWeb漫画とまったく同じ形で殺害された二番目の被害者が現われ、ジユンは捜査線上で強い疑いをかけられる。彼女は結局、自分のWeb漫画に対する衝撃的な告白を始めるのだったが・・・。
愛する妹を救うため――美しい<聖女>が暴れだす。元警護員で過剰防衛により服役していた女格闘家・イネは刑期を終え、妹ウネの元へ戻ってくる。妹ウネは18歳の高校生だが、精神年齢は10歳。やっと普通な暮らしができると思っていた矢先、妹が学校から戻らない。イネは警察に届出、学校にも問い合わせるが誰も真剣に取り合ってくれない。絶望したイネは自分自身で捜索を始める。手がかりを辿るうち、ウネの過去が明かされていき後戻りできなくなっていった。イネは妹を捜し出し、妹を傷つけた奴らへの復讐劇を始める――。