結婚1周年を迎えた幸せな夫婦、スウォンとミユは、山へ車中泊(チャバク)旅行に出かける。道中、道に迷い地元の男に話しかけるが、危険だから山へは近づくな、と不気味な態度を取られてしまう。先日このあたりで、女性の行方不明事件が起っていたのだ。ふたりはそんな事件を気にも留めず山道を走らせて、見晴らしの良いキャンプ場へと到着する。周囲には他に車はなく、ふたりだけの車中泊になるはずだったが、深夜、スウォンが車を離れたとき、突如現れた覆面の男に襲われ、ミユは殺されそうになり、悲鳴を聞き駆けつけた夫は男に刺され怪我をする。叫び声も闇夜に溶ける山中で殺人鬼に追われる恐怖の一夜がはじまる・・・
「7人だ。俺が殺したのは全部で7人。」キム・ヒョンミン刑事(キム・ユンソク)は、恋人を殺害し逮捕されたカン・テオ(チュ・ジフン)から突然の告白を受ける。彼は、何故自らそのような告白を始めたのか?警察内部でもテオの自白をまともに相手をする者がいない中、ヒョンミンは直感的にテオの言葉が真実であると確信。上層部の反対を押し切り捜査を進めてゆく。そしてついに、テオの証言どおり死体が発見されるのだが…。
女子高の平凡な体育教師ジュンギは、美しい教え子のヨンウンから大胆なアプローチを何度も受け、ついにキスをしてしまう。妊娠中の妻を愛しているジュンギはヨンウンと距離を置こうとするが、ヨンウンは自分がジュンギと肉体関係を持っているかのような妄想を日記としてブログに綴り始める。やがてその愛は狂気を帯び暴走し、ジュンギは究極の恐怖を味わうのだった。