1971年。農家の娘デルフィーヌは、家族の束縛から離れ、経済的にも自立するためにパリに移り住む。ある日、偶然乗り合わせたバスで、女性解放運動家のキャロルと出会い、ふたりは情熱的な恋に落ちる。しかし、デルフィーヌの父親が脳卒中で倒れ、デルフィーヌは実家に戻って母親の農場を手伝うことになり、キャロルはデルフィーヌを追って農場で一緒に暮らすことを決めるが・・・
40歳を過ぎたスザンヌは、医師である夫と二人の子どもたちと南フランスで暮らしていた。裕福だが平凡な生活に、退屈を感じていた彼女は、社会復帰を決意。育児のために辞めていた理学療法士の仕事を、再開することに。彼女の決断に賛成した夫は、家の離れに彼女の仕事場を設けることにした。そこで彼女を待っていたのは、仕事場の工事に訪れたイバンとの出会いだった。一瞬にして惹かれ合い、互いを激しく求める二人。つまらない生活から脱却させてくれた、燃えるような想い――スザンヌは全てを捨て、イバンとの駆け落ちを決意する。しかし、前科持ちのイバンはなかなか定職に就けずにいた。それでも彼と一緒にいたいと強く思い、自らも身を粉にして働くスザンヌ。そんな状況を見た夫は、怒り狂い、あらゆる手段で彼女を取り戻そうとする。邪魔をする夫に、スザンヌはやがて激しい憎しみを持つようになり――