日中戦争後に下関条約が結ばれ、日本軍の侵略が始まろうとしている中国。国内では、帝国主義に反対する国民たちによるデモが起きるなど情勢が安定しないなか、白蓮教という謎の集団が突如現れ街を襲った。フェイホンが立ち上がり彼らを撃退したものの、日本軍が彼らに賄賂を渡していたという噂を耳にする。フェイホンはすぐさま宮廷に向かいこれを伝えるが、官僚たちはすでに、王を人質とした反乱を企てていたのだった。王を救うべく、フェイホンは白蓮教の本拠地へ向かう。果たしてフェイホンは、国の危機を救うことができるのか―?
時は1910年代、中華民国初期。道教の第一名山“武当山”で500年に1度開かれる武術大会に参加するために娘・唐寧(シュー・チャオ)とこの地を訪れた、考古学者で武術家の唐雲龍(チウ・マンチェク)。彼の真の目的は、武当山の各所に隠されているという7つの秘宝と神剣を手に入れる事だった。同じく、武術大会出場を装ってこの秘宝を狙いに来た女性武術家の天心(ヤン・ミー)と協力関係を築くのだが、武当山を守る道長で、どこか邪悪な影を持つ白龍(デニス・トー)率いる武闘軍団に行く手を阻まれる。一方、唐寧は白龍の弟子・水合一(ルイス・ファン)と出逢い、互いに強く惹かれあうようになるのだが―。