第1幕【ネトラレ】(大槻ひびき)(【ネトラレ ある夫婦の行動学】より)杏子(大槻ひびき)は将来有望な大学准教授の夫、純一と結婚して幸せな日々を過ごしていた。しかし夫の純一と杏子は夜の夫婦生活に思い悩んでいた。ある日、純一は杏子が誰かに見られるといつもより感じてしまう性癖があることに気付く。二人の行為を知人の怜那に露出する実際の行動に及んでいく。エスカレートし、自分の目の前で妻を他人に抱かせてる行動に出る…。 第2幕【同級生】(白木優子)(【同級生 蝕まれてゆく人妻】より)真由美(白木優子)の夫、雅史は同級生で、都議会議員として働いている。ある日、二人で高校時代の同窓会へ出席した。盛り上がり、二次会には人気者の近藤とも合流した。エリート銀行員だった近藤は、今は会社を辞めて無職らしい。久しぶりの再会をきっかけに、3人の危険な関係が始まっていく…。 第3幕【既婚者サークル】(市川まさみ)(【既婚者サークル人妻たちの輪舞曲(ロンド)】より)笙子(しょうこ/市川まさみ)は平凡な毎日を送る専業主婦。ある日、学生時代の親友、茉里奈から、既婚者だけが参加できる合コン“既婚者サークル”に一緒に誘われる。結婚をすると家庭にこもる、出会いも減り友達も出来ない、そういう人たちの出会いの場で,安全だと茉里奈は説得する。笙子は夫に内緒で、一度だけと参加することに…。(3話オムニバス総集編)
清廉な佇まいで、神に仕える従順なしもべとして慎ましやかな生活を送る修道女のマリア。だが、実は彼女は、神の裁きの代理人として、神父の黒洲が指令を下した人物を容赦なく暗殺する殺し屋だった・・・。神の思し召しなので、相手がどんな人物かは関係ない。裁きを遂行するためには、肉体を捧げることも厭わない。そんなマリアにとって、生まれて初めて、感情らしきものが芽生える瞬間が訪れる。同じ孤児という境遇の青年、桐原隼人との出会い。隼人は、身寄りのない子供たちのために毎週街頭で募金を呼び掛けるような、心優しい教会の信者。マリアは、募金活動で行動を共にするうちに、純真無垢な隼人に惹かれていく。ある日、黒洲から、新たな殺しの指令が出される。今は会社社長だが、元殺し屋の過去を持つ男が今回のターゲットという。そして、その場で、黒洲の口から衝撃的な事実が告げられる。果たして、そこで語られた真実とは―?
本を積み上げその上に乗る女性。首にロープが食い込む感触が強烈な恐怖となって襲ってくる・・・。彼氏に裏切られ巨額の借金を抱えていたOLの銀子はこの苦しみから抜け出す為自殺を試みる。しかし、間一髪のところでパチンコ屋の店長晴彦に助けられる。晴彦はお店の経営不振で悩んでおり、その立て直しを図るべく大規模のパチンコ大会を企画していた。そしてそのゲストとして伝説のパチンカーお銀、つまりは銀子の母親を呼ぶ必要があったのだ。「母とは幼いころに生き別れてしまったんです…。」と銀子。「では代わりに君が大会に出てくれ。娘というだけでも相当なPRになるんだ!」お店を潰すわけにいかない晴彦は必死に懇願する。優勝すれば借金を返済できるほどの大金を手に入れることができると分かった銀子は、生き別れた母親探しの手伝いを条件に大会への参加を決心するのである。