ティファニーはロサンゼルの小さな市民劇場のオーナーの娘。役者をやりつつ脚本家として、劇場を盛り上げるため日々奮闘していた。次回作「おとぎの国のデート」の王子様役がなかなか決まらず焦るティファニーは、劇場買収のために視察に来ていたジョシュを、そうとは知らず王子様役のオーディションへ参加を促してしまう。そんなジョシュの正体は、エッジビュー不動産の御曹司で、ホテル建設計画を社長である父から任されていた。初の大型案件に気合を入れるジョシュだったが、仕事の引継ぎのため、お調子者の弟アンソニーの同行に不安を感じていた。
北オーストラリアの穏やかな美しい沿岸部。水上飛行機でとある小さな島に上陸したチャーリーたち5人の男女は、この島で無残な姿の男性の死体を発見する。再び島を飛び立ち飛行する中、今度は海上で転覆したボートを見つけたため海面に付けて生存者がいないか捜しに行く。ボートには人影ははおらず、海の中まで調べたところ恐ろしい光景も目にしてしまう。あわてて、水上飛行機を飛び立たせようとする中、突然何者かの大きな力で機体が破壊され飛行が不能になり、命からがら救命ボートをに避難する。しかし、岸から160キロも離れた救命ボートの上では救助の連絡をする術もなくただ海を漂い助けを待つのみになってしまう―。そんな中、再び現れる恐るべき巨大な物体が現れて――。