父親の看病のため借金を背負った紀美は、高額の出演料に惹かれ廃墟でのビデオ撮影に参加してしまう。しかしそれは、新興宗教の勧誘が目的のレイプビデオであった。 しかも紀美が乱暴され失神している間に、スタッフたちは得体の知れぬ存在に惨殺されてゆく。その廃墟は、死霊の巣窟だったのだ。意識を取り戻した時、紀美は車椅子に縛り付けられていた。必死の脱出を試みるが、死霊に捕われた紀美は、想像を絶する恐怖と快楽を体験することになる……。
●【ぬいぐるみ】薄汚れたクマのぬいぐるみが志保美の元に送られてきた。捨てても捨てても、何度も戻ってくるぬいぐるみに恐怖を抑えられない志保美は…。●【野外】鬱蒼とした森の中の小道を走るワンボックス。尿意を堪えきれず車を降りる朋美は用をたし、車に戻ろうとすると人の気配を間近に感じ…。●【素振り】ひとり暮らしをしているリサ。深夜「ブン、ブン」という低音が耳障りで目を覚ますと、見知らぬ男が部屋の中で素振りをしていた―。●【廃墟】ほんの遊びのつもりで廃墟を訪れた若い男女3人が、思いがけない恐怖体験をすることにー!●【ホテル】 ホテルの廊下で車いすの男性がうまく部屋に入れず困っている。助けようとその男性に声をかけた由佳は想像を絶する事態に巻き込まれる。
【立ち読み】深夜1時を過ぎたマンガ喫茶。ひとり個室でマンガを読みふける結璃の携帯に”番号非通知”の文字が浮かび上がる―。【エンスト】携帯も繋がらない田舎の古びたガソリンスタンド。ハッと気づくと汚れたつなぎを着ている男が壁際にスパナを握りしめて立っている―。【ネックレス】就職活動に疲れて公園のベンチに座っていた奈美。突如、見知らぬ男が奈美の首にネックレスをかけ、とんでもない行動に出る―。【夜道】帰宅途中、いつもの狭い路地に入るとそこには直立不動で道を塞ぐ男が横たわっていた…。【食べてはいけない】地方の地味なラブホテル。サラリーマン富田に呼ばれて来た香世に告げられた言葉は…。「君の爪を、食べてもいいかな」。