紛争の続くアフリカ・コンゴ。そこでラウラの妹サラは消息を絶った。戦闘に巻き込まれた可能性が高く、生存は絶望視されたが、数年後サラらしき人物が現地のジャーナリストに目撃される。ラウラは情報を頼りに一人コンゴへと向かい、妹を創作することを決意する。戦闘に巻き込まれも妹の無事を信じ旅を続けるラウラ。眼の前に転がる死体の山と血の匂い、この世の地獄の果てに彼女を待ち受ける運命とはーー。
キスをしながら、銃で仕留める。誰も私を殺せない。―1980年代、コロンビア。膨大なコカイン・マネーを得た密輸組織メデジンカルテル。麻薬撲滅を目指す政府に反発し、マフィアによるテロが激化、いわゆる「麻薬戦争」が勃発していた。日常的に殺しは行われ、爆発音が鳴り響く。この恐怖の街で生き抜くため、雇われの女暗殺者となった絶世の美女、ロサリオ。抹殺指令の出た男に接近、女を使って誘惑し、キスの最中に至近距離で銃を放ち仕留める。次々と要人を抹殺していく彼女だが、命の危険は確実に迫っていた・・・。