伝説のヒットマン、ヴェット・ジョーンズはこれ以上別の任務を受け入れることを断っていたが、彼の息子がターゲットの暗殺に失敗したことにより、強力な犯罪ボスがジョーンズに最後通告を与えた。任務を遂行しなければ彼の息子は殺されてしまうため、ジョーンズはそれを受け入れるしかなかった。しかしターゲットが無実であることに気付いたジョーンズはターゲットを守るために奮闘する。果たして、彼はターゲットと彼の息子の命を救うことができるのか?
北米大陸一のコカイン密売人として君臨するサニー”サンダウン”ガルシア。サンダウンに復讐心を燃やす謎の男、ジョン・ドゥは、自身が強いられた苦しみをサンダウンにも味わわせるため、6人の刺客に、サンダウンから6つのものを順に奪っていくよう依頼する―― 自由、財産、名声、忠誠心、愛する人、そして最後に命。サンダウンが築き上げてきた王国はたちどころに崩壊していくが、事態が進むにつれ刺客たちは自分たちがさらに大きな罠に嵌ってしまっているのではと感じ始める。サンダウンとは本当は何者なのか?そして、果たしてジョン・ドゥの真の目的とは?
検事の仕事と愛娘の育児で多忙を極めるシングルマザーのアニーは、現在担当する裁判で悪評高い弁護士ラーソンに苦戦中。そんなある夜、ラーソンから取引を求められたアニーは酒に薬物を盛られ、彼の家で意識を失ってしまう。深夜、ベッドで目を覚ました彼女は、その横でラーソンが殺されていることに気づく。その際、現場に戻ってきた犯人の手を、とっさに隠されたベッドの下で目撃。まもなくしてある男が犯人として逮捕されたが、アニーは彼の手を見て別人と確信する。一方、何者かが犯行の夜の盗撮写真を用いて、アニーへの脅迫を開始。さらには元彼で捜査官マークは、ラーソンと金髪女がベッドを共にしていた事実を突き止め、その正体を探ろうとしていた。
教師でシングルマザーのカミルは、熱愛中のラファエルから求婚されることを意識していたが、彼の実態は“ハンター”と称される連続殺人鬼だった。デートを約束していた日に愛を囁かれるが、同時に命を狙われてしまったカミル。なんとか逃げ出すことに成功し、ラファエルは逮捕され、無期懲役の判決を受け収監される。だが6ヵ月後、突然家に現れたFBI捜査官から、ラファエルが脱獄したことを聞かされるカミル。標的にされている可能性が高いため、彼女は親子でFBIの証人保護プログラムを受け入れることに。カリフォルニア州ウィローフィールドに移り住み、カミルはエミリー、娘のバイオレットはリリーとして新生活をスタート。しかし、ラファエルは整形して顔を変え、別人になりすましていた。
ジェシカは弁護士の夫ラーズと、息子ダニーの親権を巡り離婚係争中。そんな中、ジェシカは仕事で赴いた先で魅力的なハリーと出会い、甘い一夜を過ごす。しかし翌朝、ハリーはいきなり7万ドルを要求。彼はラーズに雇われた男で、昨夜の秘め事を隠し撮りしていたのだ。情事の際に薬も飲まされていたジェシカは万事休すで、絶縁していた双子の姉アリーから金を工面する。アリーはハリーと寝たのが自分であると偽り、逆に彼を脅迫。その代償として、彼女はジェシカにメキシコである荷物を自分になりきり受け取るよう要請する。やむなく実行に移したジェシカだったが、まもなくして警察が彼女のもとを訪れ、父親が何者かに殺害されたことを告げられる。
事故で夫と息子を亡くしたショックから施設に入院していたメーガンは、精神状態が安定してきたこともあり4年の歳月を経て退院を決意。両親亡き後、遺された財産を管理していた弟ゲイリーとの再会に心を躍らせる彼女だったが、電話をしても留守電になるばかりで連絡が取れないでいた。さらに、保安官や家の管理をしていたというアンダーソン夫妻に弟の行方を尋ねるも、誰もその存在を知らなかった。途方に暮れるメーガンは、辿り着いたバーで店主のデュークにも同じことを聞くと、弟のことは知らなかったものの、彼だけは親身になってメーガンの話に寄り添ってくれた。そんな時、彼女の車に毒ヘビが置かれ命を狙われていると察知したメーガン。再び保安官に会うも、施設を退院したばかりのメーガンの話など、まともに聞こうとはしてくれず…。
1992年、ロサンゼルス。国家のために働くコンピューター技師の父ジョンと二人で暮らす幼いローラだったが、国家反逆罪で父が突然の逮捕。以後、ローラは児童相談所に預けられ、一人で生きてきた。20年後、ローラは国家安全保障局NSAに協力するハッカー、通称ポパイとして仕事に就いていた。ある日ローラは偶然、架空の通信インターフェースのダークウェブ上で、監視社会に強く反対するボイル議員の暗殺計画を入手。その黒幕が元陸軍少佐でNSAの副長官となったものの、3年前にボイル議員に解雇されたボーデンだったことを突き止める。それと同時に、ローラはボーデンが父を連行した男だったことに気づく。
ジャネットとティムの愛娘ケイティが行方不明になり5年。未だ見つからぬ娘の身を案じるジャネットと、現実を受け入れ前へと進もうとするティムの間には、いつしか深い溝ができていた。度重なるマスコミの取材攻勢や、頻繁にかかる無言電話にジャネットが辟易していたある夜、17歳に成長したケイティが突然、玄関前に現れた。驚きを隠せず歓喜するジャネットたちだったが、トラウマを抱えたケイティは行方不明中の出来事はおろか、言葉を発することができなかった。そんなある日、普段通りの生活を過ごそうと、ジャネットはケイティをショッピングに誘う。そこで彼女は、見知らぬ男がケイティを監視していることに気づく。
1992年夏。ミーナは恋人リースに誘われ、ある屋敷に侵入。そこに家人が現れ、リースを撃ったことから、ミーナはそばにあった角材で家人を殴り、殺してしまう。その罪をリースがかばってくれたことから、ミーナは逃亡を果たす。22年後、ミーナは過去を隠しながら福祉士として、保安官の夫ベンと思春期の娘ヘイリーの三人で、幸せに暮らしていた。一方、ミーナと家族を持つという妄想に取り憑かれていたリースは仮釈放され、22年前に事件が起きた家に侵入。不法占拠すると、自分の妄想を現実にしようと計画していく。そうとは知らないミーナはリースの呼び出しに気軽に応じ、貸しがあるからと脅されていく。