遠山雄大(片岡千之助)は、地味で友達も少なく、学校生活もパッとしない高1男子。ある日、学校をサボっていたところ、酔っ払った洋食店の主人・桑原猛(的場浩司)にぶつかり、足を怪我させてしまう。雄大は買い出しなどを手伝うため洋食店に通いだし、隣人の千鶴(筒井真理子)は二人の様子に興味津々。やがて高校の「うどん部」が現れるが、彼らはやたらと一生懸命で…。ちょっぴりメンドウな人々が、うどんをこねたり、理屈をこねたり。荘厳な富士山の麓で繰り広げられる、アツくてメンドウな青春物語です。
学校中の人気を集め、クラスの女王として君臨していた響子。彼女の傍らにはいつも同級生の今日子がいた。光り輝く太陽とその光に付き従う影のように。卒業から10年。過去の輝きを失い地元で働く響子と対照的に誰もが憧れる人気女優として活躍する今日子の元にクラス会の知らせが届く。卒業以来、言葉を交わすことすらなかった二人は、学生時代の過去の真実を始めて語るのであった。