エールで世界は変えられるか!?振り向けば奴らがいる、人々を“応援すること”を生業とする者たち〈応援屋〉が。〈応援屋〉として日々の依頼をこなしながらも、ただの便利屋となってしまっていることに嘆くメンバーたち。「応援って、何なんだろう」と悩み始める彼らに一件の依頼が舞い込んでくる。それは、とある島に勤める高校教師からの「卒業する生徒たちのために、伝統行事である〈〈雷神祭り〉〉を復活させるのを手伝って欲しい」というものだった。しかし、祭りの復活には、人々が恐れる”呪い”の存在や反対派の生徒などの壁が立ちはだかる。果たして〈応援屋〉は祭りを復活させることができるのか!そして“応援”の先にあるものとは?5人の応援大作戦がいま、始まる!!
太平洋戦争末期、戦況が困難を極める1945年7月。連合国は日本にポツダム宣言受諾を要求。降伏か、本土決戦か―――。連日連夜、閣議が開かれるが議論は紛糾、結論は出ない。そうするうちに広島、長崎には原爆が投下され、事態はますます悪化する。“一億玉砕論”が渦巻く中、決断に苦悩する阿南惟幾(あなみ これちか)陸軍大臣(役所広司)、国民を案ずる天皇陛下(本木雅弘)、聖断を拝し閣議を動かしてゆく鈴木貫太郎首相(山崎努)、首相を献身的に支え続ける迫水久常書記官(堤真一)。一方、終戦に反対する畑中健二少佐(松坂桃李)ら青年将校たちはクーデターを計画、日本の降伏と国民に伝える玉音放送を中止すべく、皇居やラジオ局への占領へと動き始める・・・。