内気なジャンヌにとって、楽しみはアトラクションのミニチュアを制作すること。彼女は幼い頃から通ってきたテーマパークの夜間スタッフとして働きはじめる。そこで彼女は新たに導入されたアトラクション“ムーブ・イット”に出会う。煌々と輝くライト、美しいメタリックのボディ、熱く流れる油圧のオイル、そのすべてに魅力されたジャンヌは恋に落ちる。ある夜、「“ジャンボ”って呼んでいい?」と語りかけるジャンヌだったが…。
南アフリカで要人警護を生業としていた男ルカス。彼は事故により妻を失い、娘とふたり故郷のベルギーで新たな生活をスタートさせた。ルカスは職務中の暴力事件をきっかけに職を失うが、新たにストリップクラブの用心棒としての職を得る。ところが暴力事件の相手が政府高官の息子であったため警察に弱みを握られたルカスは、裏で紙幣の偽造に手を染めるストリップクラブのオーナー・ヤンの動向を探るよう指示される。
仲間とともに犯罪を繰り返す強盗団のドライバー、ジノ。その圧倒的なスピードと怖いもの知らずのドライブテクニックは仲間からも厚い信頼を受けていた。ある日、彼は商売相手を探すため上流階級たちが集まるレース場へと足を運び、女性レーサーのビビと出会う。すぐに恋に落ちた2人は仲間からも祝福され順調だったが、ジノは自分が犯罪者だと知らないビビのため、犯罪から足を洗いたいと思い始めるのだった。しかし、最後のヤマだと決意していた銀行強盗で仲間の一人が爆弾で負傷。一団はアジトから動けず足止めされてしまう。自分を信じて待つビビのために、何としても彼女のもとに帰ろうと誓うジノ。しかし、強盗団を追う警察特殊部隊の影は、徐々に彼の近くにまで迫っていた…。