登山家オム・ホンギルは引退後、ヒマラヤ4座をともに登頂した最愛の後輩ムテクが悪天候のため下山中に遭難死したことを知る。そこは人間が生存できない“デスゾーン”エベレスト地上8750メートルの地。誰もが遺体収容を諦める中、ホンギルは数々の偉業を成し遂げたかつての仲間たちを集め、“ヒューマン遠征隊”を結成。山頂付近の氷壁に眠るムテクと帰りを待つ家族のため、危険で困難な登攀に挑む。「必ず迎えに行く」友との最後の約束を果たすために―。
盲目の天才鍼師ギョンスは、病の弟を救うため、誰にも言えない秘密を抱えながら宮廷で働いている。しかし、ある夜、王の子の死を“目撃”し、恐ろしくも悍ましい真実に直面する。見えない男は、常闇に何を見たのか?追われる身となったギョンスは、制御不能な狂気が迫る中、昼夜に隠された謎を暴くために闇夜を駆ける―絶望までのタイムリミットは、朝日が昇るまで。
模範兵士として師団長社宅の炊事兵になったムグァン。彼の目標はただ妻と子供のために出世の道を進むこと。しかし、師団長が出張する間に2人きりとなった美しき若妻スリョンの危険な誘惑に、ムグァンは自身の目標や信念、そして抑えきれない禁じられた恋との狭間で葛藤するのだが…。