麻夕(あやみ旬果)は会社員の夫と、認知症の義父との三人暮らし。向かいのアパートに住む生島(独身)はうだつが上がらない、その日暮らしの生活を送っている。生島はある日、粗大ゴミに古い扇風機を捨てる美しい人妻(麻夕)を見つけた。彼はその扇風機を部屋に持ちかえり、修理して使いはじめた。それから、次第に向かいに住む麻夕の生活を覗き見るようになる。ある日、外出した彼女の後をこっそりつけて行くと、怪しい風俗店に辿り着いた・・・・。
寡黙でストイックなケンジは、女優を夢見てロサンゼルスに留学した妹マユミが音信不通になったことで不安を募らせ、渡米する。マユミはその頃、謎の組織「キャピタル・メサイア」に捕らえられていた。そこには超高額の会員制サイトでインターネット中継される、本物の拷問や強姦、殺人のいけにえが世界中から集められていた。「強くなって絶対にマユミを守ってやる」という幼い頃の誓いを胸に、ケンジは殺人空手を炸裂させる!
大財閥の息子・浜崎に妻を殺された男“マスターマインド”は、復讐だけを誓い生きていた。やがて、彼はひとりの女の命を金で買い、暗殺者へと育て上げるのだった。壮絶な特訓の果てに射撃と格闘術を叩きこまれた女――マユミは、おぞましい快楽を貪る浜崎を討つべく、難攻不落の陸の孤島“The Room”に潜入する。体内に埋めこまれた銃だけを武器に…。
日光二社一寺への参道入口にある実在の人気カフェ「本宮カフェ」を舞台に、カフェを経営する大場嘉門とその家族を中心に、町の人々や日光を訪れる人々など、人と人が織りなすヒューマンコメディ。嘉門の名前は、父の大場馨が「大バカがおる」と若い頃にからかわれたのだが町を変えるのは「大馬鹿もんだ」という深い意味に感動して息子に嘉門と名付けたのだった。そこへ現れる謎の女性――。「日の光る処の輪の中にそれはある」、嘉門はその女性が残した謎の言葉の意味を探して回る。輪王寺門跡(宝田明)はそれを見守る。