老舗銭湯「富士の湯」を営む一家の長男・林太は、番頭として銭湯を手伝う傍ら、日々ボイラー室で妄想にふけっている。デッキブラシで床を磨いている時には目の前にカラダを洗う艶めかしい女性が現れ、湯桶をセットしている時には湯に浸かる美しい女性が足を広げて誘ってくる・・・。もちろん、彼は童貞である。実のところ「富士の湯」は経営難に陥っており、閉めるか閉めないかの瀬戸際に立たされていた。そんな事態になっているとは全く気が付かない林太には、毎日楽しみにしていることが、ボイラー室以外にもうひとつあった。それは、いつも開店と同時にやって来るカップル、彩菜(春原未来)と悠介をのれんの前でお迎えすること。現実と妄想の両方で美しい彩菜に会うことが何よりの楽しみなのだ。悠介は頬に大きな傷のある屈強な男で、童貞の林太にとっては憧れの存在でもあった。ある夜、珍しく悠介がひとりで銭湯にやって来て林太にこう告げた。「頼みがある」。この一言が、林太の童貞人生を大きく変えることになろうとは、まだ誰も知らないのであった...
銀座の名店で板前の勝負に敗れた尚美は、とある漁港で“江戸前がってん寿司”の新店舗開発の新人教育担当になる。しかし、数年前の都市開発で一度失敗している為、皆協力はしてくれない。何度となく困難に直面するが、昔のライバル琢磨の支えもあり、立ち上がっていく尚美。暴走族あがりの真琴とスナックママのマリ子に江戸前直伝の握りを厳しくも人情深く教えていく。そして、都市開発に反対する漁師たちとの勝負に挑むのだった!!
鈴川さくらは’ビッグパラダイス’のホールで働く皆に人気の美人である。彼女には、出向でパチスロ設定、新台開発を任されている上場パチスロメーカで働く七尾吾郎という彼氏がいた。同棲して1年になる二人、さくらは吾郎に結婚のプレッシャーを与えるようになる。困っている吾郎に主任の西垣から裏スロ’ゴッドセブン’の情報が舞い込んできた!1ゲーム回すのに1500円もかかるが、ビッグ1発17万5千円の超爆裂店だ。はじめは乗り気でない吾郎だが、一晩で400万もの大金を稼ぐ様になると、次第にその魅力から逃れられなくなってくる。さくら、ビッグパラダイス店長を巻き込み事態は刻一刻と変化していくのであった・・・。