横浜に暮らす検事の寺井啓喜は、息子が不登校になり、教育方針を巡って妻と度々衝突している。広島のショッピングモールで販売員として働く桐生夏月は、実家暮らしで代わり映えのしない日々を繰り返している。ある日、中学のときに転校していった佐々木佳道が地元に戻ってきたことを知る。ダンスサークルに所属し、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也。学園祭でダイバーシティをテーマにしたイベントで、大也が所属するダンスサークルの出演を計画した神戸八重子はそんな大也を気にしていた。同じ地平で描き出される、家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つこの5人。だが、少しずつ、彼らの関係は交差していく。
中東アブダビ初のアニメ・フェス Ani:MEに招聘されたJAM Project。初めてのアラブ圏に向け、何を歌うか、から模索するメンバー。幾つになっても初めての場所へ招待されてライブができることの幸せを噛みしめながらも、かつて自分の苦境を救ってくれたアニソンのためならどこへでもいく、と本音も吐露。アニソン界の後輩、FLOWと共に、観客のために、アニソンのために、全力で挑む姿を追った。