事実に基づく物語。145-17でオールブラックスに大敗を喫した屈辱の日。 毎年あの悪夢が蘇ってくる。RWC2015を前に日本代表監督に就任した名将エディ・ジョーンズは、いかにして不可能を可能にしたのか。エディと日本ラグビー協会、選手たちとの葛藤。日系アメリカ人を母に持つエディが受けてきたいじめや差別と試練に立ち向かう気概を育んだ両親の深い愛情と知性。脳卒中で倒れながら不屈の精神で立ち上がり、様々な事情を持った選手たちと足並みをそろえ奮起させたエディにやがてみんなが応えていく。
愛する妻と3人の子供たち。マックの幸せな人生は、最愛の末娘ミッシーがキャンプ中に誘拐されたことで終りを告げる。捜索から数時間後、廃れた山小屋で彼女のドレスが発見される。そこに残された証拠から、警察が追い続ける連続殺人犯の凶行であることは間違いなかったが、ミッシーの遺体が見つかることはなかった。年月がすぎても、マックは深い悲しみから抜け出せず、妻や子供たちとも距離ができ、家庭は崩壊寸前だったが…
主人公は軽度の知的障害のある男性、真人(川平慈英)。 中学で「特殊」学級に入った真人は、ばかにされたりいじめられたりしながらも、同じ障害のある女性、咲楽(七海)と出会い、ぎこちない愛情表現を交わしながら、やがて結婚する。しかし、真人は咲楽を守るため、罪を犯してしまう。咲楽との約束だった新婚旅行を思い起こすように、真人は伊勢神宮へ1人で車を運転して出かける。 そこにヒッチハイクで、麗子(すみれ)が乗り込んできた。彼女は車の中で真人に、「神とは?歴史とは?人間とは?」と問いかける。そして、咲楽の「Hと銭の間にあるものってなんだ?」というなぞなぞへの答えが、浮き彫りになっていく。やがて、麗子が、車の中に置き忘れていった箱には思いもかけないものが入っていた。