西暦852年。ヴィーザルの父、アスビョルン率いるデーン人の一行は、ウェールズ海岸からイギリスに侵入。アスビョルンの弟スクルドが統べる大集落キャンプを目指す。だが、ワイマン率いる集団の夜襲に遭い、仲間のみならず、両親と妹までを失ってしまう。一人生き残ったヴィーザルは追ってきたワンマンの息子を倒し逃走を続けることで、お互いが復讐相手となった二人。そんな時、力尽きて倒れていたところを司教に助けられたヴィーザルは、傷を癒したのち、叔父スクルドの集落を目指す。しかし道中、ローマ軍の残党カシウス率いる一団に捕らえられ、闘技場で捕虜同士の殺し合いを強いられることになる。
警備会社に勤務し、腕っぷしが強いことで有名な元軍人のケイトリンとブラッド。ボスから二人に託された新たな任務は、所有者の突然の死で息子が相続することになった農場内にある古い施設の片づけと、ここに住み着いてしまった路上生活者の追出しという簡単なものだった。しかしこの“ケニング邸”は、以前にローソン巡査部長が謎の死を遂げたいわくつきの場所で…。
ナズロス王国より少し西にあるザルダ国。そこには国王の娘エリザベス王女と優秀な騎士団たちが暮らしていた。ある日、獰猛なドラゴンの大群に襲われ、国は壊滅状態に。生き延びた王女たちは、この出来事の裏に、ドラゴンを使って王国の覇権を狙う黒幕がいることに気付く。真実を知らせるため王女は国王のいるナズロスに向かうが、無数のモンスターに行く手を阻まれ、やむなく<暗黒の王国>を通過する危険な道を通ることに。果たして王女と騎士たちは、「生きて出られた者はいない」と噂される黒い煙をくぐり抜け、国王や民衆をドラゴンから守ることができるのか…?!