デザイン会社で働くシングルマザーのヴィカ。家探しをしていた彼女は、モスクワの高級アパートを相場よりもかなり安く購入することに成功する。しかし、娘アリーナと飼い猫クージャとともに移り住もうとしたその日から、ポルターガイスト現象が頻発。部屋には姿は見えないがいたずらで人々を惑わせるエルフが住んでおり、不動産業者に雇われた祈祷師や魔術師はもとより、新しい入居者を次々と追い出していた。アパートで平穏に暮らしたいヴィカと彼女たちを追い出したいエルフの攻防が続く中、唯一飼い猫クージャと会話が出来るエルフは、彼を通じて純真なアリーナと友情を育み始める。一方、かつてエルフを追い出すべく不動産業者に雇われ返り討ちにあった魔女は、アパートに宝石が隠されていることを透視し、自分のものにしようと企んでいた…。
ロシア初の宇宙ステーション、サリュート7号。1985年、サリュート7号が突如消息を絶った。こちらの呼びかけに応じず、操縦もできない。このままでは地球に落下してしまう危険性がある。唯一の手段はステーションに宇宙飛行士を送り込んで手動ドッキングをし、直接修理することだった。選ばれたのはサリュート計画当初から関わってきた技師ヴィクトルと、既に退役していたパイロット、ウラジーミルの2名。無事サリュート7号に到着し無人のステーション内部で彼らが見たものは、内部が氷付けにされ、すべての機能が停止していたサリュートの姿だった。果たして彼らは、このミッションをクリアできるのか。