サーファーだった亡き父の夢を継ごうと、日々邁進するケイラ。今季最後の大会で大学進学かプロへの転身か、自身の進路を決めようとしていた彼女だったが、その前に友人のアリー、サラ、ベッキーと春休みを楽しむべくビーチへ赴いた。しかし到着日の夜、パーティー帰りのケイラとベッキーは現地の男に襲われ、ベッキーは打ちどころが悪く死亡、ケイラは誘拐されてしまう。翌日、娘の失踪を知った母ミシェルは急いで現地へ赴くが、警察は“子どもの家出はよくあること”と、取り合おうとしなかった。間もなくして、ベッキーの遺体がビーチで発見され、ようやく警察も本腰を入れて動き出すが、警察の捜査を信用できないミシェルは、自身の力で娘を捜そうと懸命に動いていた。そして遂に、娘たちが泊っている宿主が監視カメラを仕掛けていたことを突き止めるのだが…。
双子の姉妹アレックスとレイナの母が何者かに殺害された。しかし妹のレイナは葬式にも出席せず、塞ぎ込んでいた。アルコール依存症の彼女は自分が外出して酒を飲んでいた時に母が殺されたことで、自責の念に駆られていたのだ。一方で、ファッションデザイナーのアレックスは、夫デイビッドと共に裕福な生活を過ごしていた。そのためか姉妹の仲はギクシャクして久しかった。ある夜、レイナはデイビッドを射殺して大金を奪ったが、翌朝目覚めた彼女にそのような記憶はなかった。間もなくして警察はレイナを逮捕。恋人のジョーイが保釈金を払って釈放されたものの、決してレイナの無実が証明されたわけではなく…。
親友のタラと同じ大学の工学部に入学したレイシー。タラの両親が海外に転勤したのを機に2人揃って女子寮に入り、レイシーの母も会員だった同大の女子学生クラブ・カッパに入部を希望する。寮母のラナから入部を歓迎されるレイシーだったが、歓迎パーティーでリーダーのコートニーたちが入部希望の女子学生に対して、ひどいイジメを始めたのを目撃。「こんなクラブなら入部しない」と出て行く。ところがタラは入部してしまい、以来2人は絶交状態に。そんなある夜、タラに呼び出されたレイシーは再び口論となり、その直後、タラは建物の屋上から転落死してしまう。殺人容疑がかかったレイシーは濡れ衣を晴らすため、自身で犯人を捜し始める。
1年ほど前に海でサメの群れに襲われ、姉ペイトンとボーイフレンドのセスが犠牲になって以来、リズは悪夢に毎夜悩まされつつ、カウンセリングを受け続けていた。現在は女性の恋人ロベルタの存在が唯一の救いではあるが、彼女と最後の一線を超える勇気も未だに出ない。睡眠不足も手伝ってか頭痛は収まらず、次第に悪夢は幻覚となって昼間にも見るようになってしまう。ついには死んだ姉とセスまでもが、目の前に現れるようになるが、彼女らはなぜか“ロベルタは災厄を呼ぶ”と警告するのだった。そのペイトンとセスは生前、密かな関係にあったことをリズは知っていた。やがてペイトンはロベルタを“排除”するよう、リズに強要し始めていく。
マリアンは長男エイデンと次男ジェイコブの2人の息子を持つ母親。最近はエスカレートする兄弟仲の悪さに悩んでいた。ある日、日頃から何かと競い合っては反発していた2人を心配するマリアンの嫌な予感は、最悪の形で的中。兄弟で岩登り競争を始めた結果、エイデンが崖から落下し死んでしまったのだ。エイデンの葬儀の日、息子を失った悲しみに堪えながら気丈に振る舞うマリアンだったが、参列者の中で囁かれる弟による兄殺しの疑惑に強く憤慨する。その疑惑は収まることなく街中に広まり、息子の身を案じたマリアンは、ジェイコブを遠方の学校に転校させる。それから2年、不正を理由に退学になったジェイコブがマリアンのもと帰ってきて…。
ある日、母親の拘束から逃げるかのように家を飛び出したライリー。残してきた病弱な妹ベスは、母親の支配下で病院にも行けず、病状は悪化するばかりだった。それから3年が経過し、2人の前にライリーが戻ってきた。久しぶりの我が子の帰宅にも関わらず、母親は警戒心をむき出しに対応。ライリーが帰省したのは、ベイカリーを開き、それを後押ししてくれた看護師エイデンとの婚約を報告、彼を紹介したいからだった。母親は祝福するも、相変わらず「ベスを病院に連れて行ったら」というライリーの話には全く耳を傾けなかった。だが、ベスの髪がごっそり抜けるのを見たライリーは、不安を隠しきれずエイデンに相談する。しかしそれを母親は盗み聞ぎしていて…。
豪華なディナーを楽しみながら推理ゲームを行う体感型イベント列車“殺人ミステリー急行”。このツアーに初めて参加するイヴリンや、家政婦と同乗した10代のアビゲイルらを乗せ、出発の汽笛と共にゲームの幕は上がった。しかし、物語を進行させる一部の役者らが、演技ではない本当の強盗を企て、乗客の数名が犠牲となり車内は大パニックに陥ってしまう。そんな中、スピードの異変を察知した車掌は、後ろの車両へ乗客らを移動させようとするも、加速した列車は急カーブを曲がり切れずに脱線し、崖から川へ転落してしまう。その後、奇跡的に一命を取り留めたイヴリンやアビゲイルたちは、過酷な状況下で更なる信じがたい現実に直面するのだった…。
メキシコ・バハ半島沖コラゾン島。この大自然が体感できる島で、カップルの関係修復を目的としたキャンプセラピーが行われていた。しかし、険悪ムードの参加者たちに、インストラクターのウィルは手を焼いていた。そんな中、連絡が途絶えていたスタッフのブラッドが、海で死体となって発見される。鮫の仕業と思われたが、無残な死体は何匹かに喰いちぎられた様だった。そして、恐怖に震える彼らの前に現れたのは、なんと頭が6つある鮫。あまりの衝撃に目を疑うが、この島では冷戦下に極秘の動物実験が行われていたという噂があった。彼らは急いで島へと避難するが、その怪物の前では陸地でさえも安心できる場所ではなかった―。
幾度ものシャークネードとの戦いで、全てを失ったフィン。悲しみに暮れる彼の前に現れたのは、未来からやって来た息子ギルだった。フィンは平和な時を取り戻すために、ギルの手配で時間旅行へと旅立つ。彼に与えられた使命は、過去のあらゆる時代で発生したシャークネードを壊滅すること。原始時代に到着したフィンは、元祖シャークネード1号と対峙するが、凶暴な恐竜にも襲われ苦戦を強いられる。絶体絶命の窮地の中で現れたのは、死んだはずのノヴァとブライアン。彼らもまたギルに救われ、再びシャークネードと戦っていたのだ。彼らは力を合わせてシャークネードに挑むが、時空を超えた戦いはまだ始まったばかりだった―。
ハワイ沖を哨戒中のアメリカ海軍駆逐艦が、沈没したロシア潜水艦を発見。潜水艇で生存者の救助に向かったリンチ中佐は、海底で巨大なサメと遭遇する。それは数百万年前に絶滅したと信じられていた、古代鮫“メガロドン”だった。リンチたちは脱出を図るが、潜水艇ごとメガロドンに飲み込まれてしまう。このままではメガロドンはハワイに到達、恐るべき被害が出ることは間違いない。ヤツの体内から潜水艇を救出し、モンスターを倒せるのか?兵士たちは、壮絶な戦いを挑むが……。