武家の娘ながら湯女にまで身を落として仇討ちを果たしたお蝶。今は五十両の懸賞金がかけられたお尋ね者となって旅を続けていた。旅の途中で野盗に襲われている親子と遭遇し、その見事な剣の腕前で野盗を追い払うが、両親はすでに殺されていた。助けた娘の住んでいた里へとやって来たお蝶は、里の用心棒を頼まれる。そんな折、またしても里のとある一家が野盗に襲われ殺されてしまう・・・
武家の娘・お蝶は、最愛の人を殺され、その身もけがされてしまう。その後、丹前風呂の湯女として生計を立てていた彼女の元に、自分を苦しめた犯人の黒岩が客としてやってくる。この機会を逃すまいと、お蝶は仲間とともに黒岩への復讐を開始する。