認知症が進んだためか、前作で強く拒否を示していた洗髪やデイサービスを受け入れた母。病状が進行する中、関口は認知症のケアを学ぶべくイギリスの医療施設を訪問、精神科医や看護師、音楽療法士らに取材を行う。認知症介護の今後に迫る。
自身も年齢を重ね、入院・手術を体験するなど、母の自宅介護にも困難さが増していく中、母のみならず自らの死も強く意識するようになった関口監督が、“緩和ケア”や“安楽死”、“自死幇助”といった人生の最期の迎え方について、これまで同様ユーモアも忘れず、深く考察していく旅を記録していく。