45歳の恋愛依存症のアリスは、既婚者のマイケルとの先の見えない関係に終止符を打とうと、グループカウンセリングに通っていた。連絡を疎遠にして何度もマイケルから離れようとするが、なかなか想いを断ち切れず、ズルズルと付き合ってしまうそんなある日、アリスが部屋に帰ると浴室から物音が聞こえてくる。恐る恐る覗くと、そこには顔にひどい火傷の痕がある見知らぬ女性が立っていた。シェリーと名乗る彼女は、アリスが依頼した浴室の修理に来た掃除婦だった。アリスは個人的に自分の部屋兼仕事場の掃除をシェリーに依頼。その後、週2回アリスの部屋に通うことになる。部屋の掃除から解消され自宅でくつろぐアリスだったが、そんな彼女をシェリーはじっと見つめていて…。
テキサス州ターリングアで行われた料理大会に参加したエリックたち4人の若者男女は、素敵な週末を過ごして気分も高揚。太陽が降り注ぐ中、ドライブを楽しんでいた。給油のため立ち寄った古びたガソリンスタンドでトイレから出たエリックに、顔に傷のある男が話しかけてくる。マーファという町に向かうという男は、帰路に着くエリックに「帰れるといいな」と言葉を投げかける。男の言い回しが気になりながらもドライブを続けるエリックたちは計画を変更し、謎の怪光“マーファライト”を見るためマーファへ向かう。道中、ガソリンスタンドで会った傷の男を見かけたエリックたちは、徒歩だったのにも関わらず、なぜ彼が自分たちより先にいたのかと疑問に思いながらもその男を車に乗せ、マーファへと向かうのだが…。
軍用犬の訓練士としてアフガニスタンに派遣されていたトムは、相棒である犬のコナーと地雷原に迷い込んだ少女を救出したのを最後に帰国することに。そんな彼の帰りを、妻と娘タラが待っていた。だが、思春期真っ只中のタラは精神不安定で、学校のサッカーチームではメンバーとうまく協調できずに孤立するなど問題を抱えていた。帰国したトムはタラを元気づけるため、引き取ったコナーも連れて父娘2人のキャンプ旅行を計画する。トムは義理の兄で保安官のビルから、最近オオカミが出没することを知らされるが、無邪気に喜んでいるタラには告げられずにいた。だが、一夜を森の中で過ごしたトムは、コナーのただならぬ動きでオオカミが近づいていることを察知する。
久しぶりに故郷へと戻ってきたサマンサ。子供の頃に暮らしたこの街の思い出は、優しかった母の笑顔と涙。彼女がこの街に戻ってきた理由は、14年前に死んだ母ジェニファーの死の真相を探るためだった。まずサマンサが向かったのは、母と親しかったルーカスが営む葬儀会社。彼女は首尾よく彼の会社で仕事を得ることに成功する。そして家族と暮らしていた家に向かうが、その家には父ジャックが今も独りで暮らしていた。再会を喜ぶジャックだったが、サマンサの記憶の中では父は酒に溺れ、母を殴り泣かせる姿しか思い出せなかった。失った家族の時間を取り戻そうと、一緒に暮らすことを提案する父に同意するサマンサだったが…。
LAの豪邸でバケーションを過ごすベロニカとパーシーのカップル。彼らのもとへ大学時代の悪友フリードグッドが訪ねてきた。彼は麻薬密売で警察に捕まり、2年の服役を経て2人の前に姿を現した。一方のパーシーは、フリードグッドと共に麻薬密売に加担するも間一髪で逮捕を免れ、その間にベロニカを横取りしたことで彼にうしろめたさを感じていた。そんな状況下で再び姿を現したフリードグッド。彼の胸の内に秘められた魂胆は、元カノのベロニカを取り戻すことだった。そんな時、フリードグッドはあの時と同じくパーシーに麻薬取引に加担することを強要するのだが…。
アメリカ・マサチューセッツ州の小さな町セーラム。ここでは遠い昔の1666年に、村人22名が不審な死を遂げ魔術を使った殺人の罪で1人の奴隷を火あぶりにし、その真相を何世紀にも渡り隠蔽してきたとされていた。記者のレイチェルは、この歴史を記事にしようと村人ポールに取材を試みるも開口一番、「深堀すれば君の命に係わる」と、警告されてしまう。しかし取材を重ねた数日後、再びポールの家へ出向くレイチェルは、既に息絶えているポールを発見し…。