廃墟のような建物に住む一人の女(和田光沙)。 言葉のない世界で原始的な自給自足の生活。 狩猟で蓄えた食料を行商人(寺田農)と物々交換したり、女の体と食料を目当てに来た山賊(仁科貴)に襲われたりするが、そんな不測の事態にもめげることなくたくましく生きている。 ある日女の仕掛けた罠に一人の若い男(飛葉大樹)が掛かっていた。 女は彼を家に連れて行くと、何故か女になつく若い男。 女も情が移ったのか、二人は共同で生活し始める。 そんな日常が続く中だんだんと人間の欲望の姿が明らかになっていく。 暴力・セックス・食欲等々......そして世界は崩壊に向かって動き始める...。
また、真理子が居なくなった・・・自閉症の妹のたびたびの失踪を心配し、探し回る兄の良夫だったが、今回は夜になっても帰ってはこない。やっと帰ってきた妹だが、町の男に体を許し金銭を受け取っていたことを知り、妹をしかりつける。しかし、罪の意識を持ちつつも互いの生活のため妹へ売春の斡旋をし始める兄。このような生活を続ける中、今まで理解のしようもなかった妹の本当の喜びや悲しみに触れ、戸惑う日々を送る。そんな時、妹の心と身体にも変化が起き始めていた…。ふたりぼっちになった障碍を持つ兄妹が、犯罪に手を染めたことから人生が動きだす。